彗星核のモデルが そもそも違うのではないだろうか?
これだけ、彗星の振る舞いの予想が外れるのは。
「汚れた雪だるま」説が初めて
発表された当時とは
今は違う。
実際に探査機が彗星核の姿を撮影してくるようになった。
彗星核のモデルも その探査機が撮影した結果を参考にすべきだと思う。
私は探査機が撮影した彗星核の姿から ふたつのことがわかると思う。
① 彗星核は ひとつひとつ個性な姿をしている
② 彗星核は 複数の小さな彗星核の集合体である
今の彗星の光度・振る舞いの予想で 最も足りないのは この② の情報だと思う。
もししたら、複数の彗星核同士の間には 僅かな隙間がある可能性があると思う。
その隙間に 彗星核の中に含まれる揮発性物質が満たされ、
その隙間が彗星核の僅かに動きによって、力が加われば、加圧されたり・減圧されたりするのではないだろうか?
・・・まるでエアコンのコンプレッサーのように。
これが太陽から 遠く離れていても、緑色のコマを伴わずに
彗星核がバーストを繰り返す仕組みではないだろうか?
彗星核は軌道も素性もひとつひとつが個性的で
大きな彗星核は 小さな彗星核の集合体であるが故に
太陽に接近するときの振る舞いは ひとつひとつがより個性的になりのではないだろうか?
『彗星核の分裂』は 実はこうした小さな彗星核の集合体から
小さな彗星核が離れてしまうことではないだろうか?
更に妄想が膨らむけれど、
クロイツ群の彗星はひとつの彗星核が分裂したのではなく、
アステロイド・ベルトのような
コメット・ベルトのことではないだろうか?
・・・もっと長い焦点距離で