今回の『地球ドラマチック』は
ネアンデルタール人と
ホモサピエンス
どうして ホモサピエンスがネアンデルタール人との生存競争に勝ったのか⁈
私が子どもの頃には
進化の上で『劣る』ネアンデルタール人が単純に生存競争に敗れた・・・と教わった記憶があるが、近年の研究ではそんなに単純なものではなかったらしいことが明らかになってきたという。
筋力などの身体能力はネアンデルタール人の方が上、知的水準も以前考えられていたよりも遥かに高く、芸術的な感性も持ち合わせていたらしい。
ただ、アフリカから進出したタイミングがホモサピエンスよりも早く、その時期が地球が寒冷化していたために、個体数が十分に増えなかったために自然減で絶滅したらしい・・・という内容だった。
滅びたというよりも、後から進出してきたホモサピエンスに吸収されてしまったらしい。
ホモサピエンスが優っていたと考えられるのは
小脳。
小脳は他者とのコミニュケーションに関わる器官だそうだ。
身体能力ではほとんど差がないホモサピエンスとネアンデルタール人だけど、集団となった時により強い連帯を発揮できたのが、ホモサピエンスの方だったらしい。
私たちもコロナ禍による分断を経験して、
リアルで人に会うことの大切さをを実感ことが出来たと思う。
何かと閉塞感のある今の世の中だけど、こうした研究から、
