エンケ彗星は太陽の周りを約3.3年で公転する周期彗星。
従って、地球とは33年毎にほぼ同じ位置関係になる。
私が初めてエンケ彗星を見たのは高校3年の秋、丁度今頃の季節だった。
当時、父が病気がちであった為、
時々家の仕事を手伝っていた。
大学への進学も半ば諦めていて、受験勉強もしていなかった。
ある秋の夜,一晩中 星を見て撮影した。
明け方の空にはエンケ彗星が見えていた。
6.5センチの屈折望遠鏡で見たエンケ彗星は強く集光した姿だった。
エンケ彗星はハレー彗星の次に有名な周期彗星。
本でしか知らなかったエンケ彗星を実際に自分の眼で見て感動していた。
翌朝 エンケ彗星を見た感動で喜んで登校したら、まわりの様子がいつもと違っていた。
テストの日だった。
さすがにこれではダメだと思って猛反省した。
2013年 秋
33年ぶりにエンケ彗星と再会した。
あれから33年、本当に色々なことがあった。
進学、就職、結構・・・
娘と息子が生まれた・・・
そして早過ぎた妻との死別・・・
こうして周期彗星と再会するたびに
昔の様々な思い出が 鮮やかに蘇ってくる。
エンケ彗星はあの頃と変わらない姿でまたやってきた
