
バーコード決済の 何故か報道されない致命的欠点
それは・・・
『災害時などに使えなくなることがある』
・・・ということ
私の経営するコンビニエンスストアは『長岡まつり花火大会』会場に極めて近い。
当然、花火大会が始まる頃には人が大勢集まってくる。
そうすると奇妙な現象が起きる。
花火大会のピーク時間にアクセスが殺到するために
携帯電話の中継車のキャパをオーバーしてしまい1時間ほど、
使えなくなってしまう。
昔はそれでも、たいして困らなかったけれど、
スマホによるバーコード決済が増えてくると 問題が大きくなってくる。
『バーコード決済』がその時間だけ使えなくなってしまうからだ。
もちろん、電話会社の対応は素晴らしく、毎年のように中継車を増やして、年々使えなくなる時間は短くなってきた。
それはそれで良いことなんだけれど、災害時にも同様なことが起きることは容易に想像出来る。
10年前の東日本大震災では一時的に携帯電話のアクセスが殺到して、繋がりにくくなったことを記憶している人は多いと思う。
あの当時は『バーコード決済』は存在しなかった。
今、これから大きな災害が起きたら、
決済が出来なくなって
大変なことになるかもしれない。
それなら現金なら大丈夫かといえば、それも問題がある。
お釣り銭の問題だ。
『まつり』のように 予想されるイベントの場合、商店側で予めお釣り銭を用意しているけど、突然の災害では間に合わない場合があるからだ。
おそらく、最もトラブルが少ないのは
Suicaやnanacoなどの icチップを使う電子マネー。
経験上、これが最もトラブルが少ない。
欠点は『使える商業施設に制限がある』こと。
結論は 『バーコード決済』
『現金』『icチップ系電子マネー』の3種類を組み合わせて使うこと。
『バーコード決済』にだけ依存することは
してはいけない。