夕方、久しぶりに晴れそうだったので
いつもの海岸へ向かう。

冬至を過ぎたばかりの太陽だけど、この時期水平線に綺麗に沈むところが見られるのは珍しい。

もしかしたらグリーンフラッシュになるかもしれないと、しばらく眺めてた。

グリーンフラッシュは大気の屈折で太陽の緑色の成分が実際の太陽よりも浮き上がるために見られる現象だ。
強く輝く太陽本体が水平線に沈んでから、ほんの僅かに遅れて水平線に沈む。
このほんの僅かな時間だけ、あたかも太陽が緑色に閃光を放ったように輝くのだ。
緑色の光は大気によって減光されやすいので、少しで大気ので透明度が悪いとグリーンフラッシュには至らない。

一昨日、同じ海岸から海水温が温かいことが原因だと思われる下位蜃気楼が見えた。
太陽の像も引き伸ばされて、グリーンフラッシュが見やすくなるかもしれない?

期待して双眼鏡で眺めてみたが、太陽の像はほとんど引き延ばされていなかった。
これではグリーンフラッシュには至らないかもしれない。

・・・で、予感的中、
残念ながらグリーンフラッシュは見られなかった。

一昨日はあれほど大きく屈折して佐渡島を縦に長く引き伸ばしたにもかかわらず、今日の太陽はほとんど影響を受けなかった。

これは大気と海水の温度差が小さくなったことを意味するのではないだろうか?

一昨日は昼間にもかかわらず、外気温は2度。

今日は夕方だけど、外気温は8度もあった。

これでは雪雲はもくもくと湧き上がらない。

したがって大雪には至らない可能性大だ。

来週の寒波でどこまで冷えるのか、海水温は温かいままなのか?

ドキドキしながら海を見つめていた。

夕方、結局晴れずに 今日もとぼとぼと海岸を後にする。

木星と土星も肉眼で見たかったな。

最接近した時は 肉眼二重星アルファ・カプリコーンくらいに見えたはずだ。

ただ、光度差が大きいために、実際には肉眼で分離して見えた方はどれだけいたのだろう。

ベータ・カプリコーンを肉眼で分離出来る人なら、今回の木星と土星の接近も肉眼で分離出来たかもしれない。