しかもイルミネーター付き

この重厚感、精密感は現代のプラスチック製のカメラとは別次元

まさにカメラがまだまだ「お宝』だった時代の産物だと思う。

お宝だけけど、れっきとした「道具』であり、眺めたり磨いたりして愛でるものではないことは私にもわかる。

まだ高度成長だった時代、このカメラは報道の現場の最前線で戦っていたカメラマンたちの『道具』だったのだろう。

なにか天文少年が軽々しく手を出したら叱られそうない雰囲気があった(笑)

以前、このブログでも書いたが、F2用の高倍率ファインダーを分解してみたら、マスヤマアイピースそっくりなレンズ構成で驚いた。

当時のNikon天体望遠鏡にも採用していない高性能な接眼レンズだったからだ。

高倍率ですありながら視野が広いのには ちゃんとした技術的な裏付けがあったのだ。

マスヤマアイピースは 元々Nikonの技術者の増山さんが設計したもの。

他社の高倍率ファインダーはエルフレタイプの接眼レンズでも採用していたのだろうか?

・・・想像は色々膨らむ。

このイルミネーターにしても、報道の現場からの声を反映させて、後から作り足したように見える。
新しいファインダーにせずに イルミネーターを発売するところが
当時の世相なのだろう。
買い足してスペックアップする方が、今ある機材を無駄にしなくて良いということではないだろうか?

NikonF2はこうして膨大なアクセサリー群に支えられて、プロ用のシステムカメラの地位を築き上げたのだろうか。