中学生の頃、NHKのラジオ講座、『基礎英語』を毎日録音して聴いていた。

ある朝、番組が始まるよりもかなり早くラジオをつけた。

まだ半分寝ぼけていた。

その時、ラジオから流れていた番組が『人生読本』
各界の著名人が若い頃の人生経験を自ら語る番組だった。

その声が関勉さんのものであることはすぐにわかった。
既に持っていた『未知の星を求めて』の内容だったからだ。

慌ててラジカセの録音ボタンを押したのはいうまでも無い。

眠気は一気に吹き飛び、私はラジオの前に釘付けになった。

関さんの番組は3回連続だったと思う。
私は翌日も翌々日もラジカセを用意して番組を録画した。
それをつなぎあわせて、1本のカセットテープには編集して毎日毎日聴き続けた。

人生において、日々の努力の大切さを関さんのお話から学ばせて頂いた。

そのカセットテープはあまりにも何度も聴いたために伸びきって絡まってしまったけれど、内容は中学生の私の心に深く深く刻まれた。

その関さんが本を出されたことを知った。

私が買わないわけはないだろう。