学生の頃、林道を設計する実習をしたことがある。

等高線の描かれた山の地図に道路を通す・・・という設計をした。

なるべく、トンネルは作らずに、あまり勾配をキツくしないように

山を削ったり、盛り土するのは最小限で・・・プラスマイナスゼロになるように。

今年の能登半島地震では
、半島を巡る道路が崩れてズタズタになった。
盛り土の部分の多くが崩落したらしい。
そもそも盛り土するのは、そこが『谷地』なんだから、水が流れてて当たり前・・・だからそこに盛り土をしても崩れやすいのだ。

ところで、私は冷蔵庫の結露水を ホームセンターで販売している『猫のトイレ用の吸水剤』に吸わせて処理している。

原料は紙なので、処理には何ら有害なものは発生しない。

道路の盛り土にも.なんらかの『吸水剤』を混ぜたら、崩落しにくくなるのではないだろうか?

『サイエンスゼロ』の番組ではそのあたりについての解説は無かったが、おそらく専門家はなんらかの対策を考えていると思う。
・・・私みたいな40年前の学生が思いつくくらいだから。