どうして ステラグラスの性能を実感できない人がいるのか? サイトロンジャパンさんから発売されているステラグラス まるで魔法のように星が良く見えるメガネだ。 ただ、ネットなどを見ていると このステラグラスを使っても、必ずしも星が良く見える人ばかりでもないことに気づいた。 メーカーさん、販売店さんからの説明も足りないように思うし、 流行りのAIによる解説では間違った情報まで流れている始末。 天文雑誌にも解説記事は皆無。 これでは ステラグラスの本当の高性能は理解されないばかりか、もしかしたら廃盤になるかもしれない。 前例のない、せっかくの素晴らしい製品が、理解されないままこのまま消えてしまうのはあまりにも残念だと思う。 勝手ながら ステラグラスの仕組みを解説してみた。 キーワードは 『暗順応』 人間の眼は暗いところでは『暗順応』し、 より良く見えるように 適応する素晴らしい能力を持っている。 『暗順応』は単なる眼の視細胞の感度上昇ではない。 感度域が青い波長の光にシフトした上で感度上昇なのである。 ただ、 波長の短い青い光を見る為に 私たちの眼が背負ってしまうリスクがある。 それが 『ピント位置の変化』である。 私たちの眼球は昼間の活動に最適となる構造をしている。 網膜は視細胞の感度域の中心である緑色の光に 最も無理なくピントが合うように出来ている。 ところが、『暗順応』した私たちの眼の稈体と呼ばれる視細胞は 緑色に感度域のピークを持つ錐体と呼ばれる視細胞よりも青い波長域に感度のピークを持っている。 この為、『暗順応』した私たちの眼はピントが悪くなってしまう欠点を 持っている。 ステラグラスは星を見ることに特化したメガネである。 暗順応した稈体の欠点であるピントの悪さを改善してくれる効果がある。 まとめると下記のようになる ステラグラスの性能を引き出す為には ① 空の暗いところで 暗順応した状態で使う。 明るいところでは ステラグラスを使うメリットはない。 ② ステラグラスは通常の視力の改善の効果はない。 視力の十分良い状態で ステラグラスを使うこと 眼鏡・コンタクトレンズと ステラグラスの併用は可能だそうである。 ステラグラスを使うメリット ① 微光星が見やすくなる ② 肉眼二重星が見やすくなる ③ 眼が疲れない 余談ですが、 星が格安で見やすくなりました。 還暦を過ぎても、視力は1.5〜1.2なので そこそこ良いと思っていましたが ステラグラスを使うと まるで若い頃に戻ったみたい。 普段の生活で眼鏡を使わない人にこそ ステラグラスはお勧めだと思う。