オンライン事務は"推し活"？

こんにちわ。
事務管理.NET代表の樋口恭子です。

オンライン事務養成講座をされているとある方がSNSで「オンライン事務は推し活！」な内容の投稿をされていたのだけれど、推し活と似ている部分もあるけれど、私は正反対の性質のほうが多いと思います。

むしろね。

”推し活”感覚だと精神的に病む(沼にハマる)可能性大

そもそも推し活は無償の愛の活動で、
自分の持ち出しが前提なわけじゃない？

でも仕事としてするオンライン事務は
クライアント（推し）が活躍できるように事務作業を担うけど、自分のビジネスとしても成立していなければいけない。

なので、どれほど"推し"であっても、
自分とクライアントは別々の事業主なので
お互いの領域を混同してはいけないんです。

実際、”推し活”感覚で
「この人の役に立ちたい！」
「この人のためならなんでもやります！」
で事務はじめた人で、長いこと続けている人って私の周りではほとんどいないです

推し活感覚だとクライアントとの一線をちゃんとひけなくて、

作業量と報酬が見合わないままだったり、
24時間365日いつでも作業しちゃったり、

「ただ便利に使われてるんじゃ…」

と沼にハマってしんどくなっちゃうみたい。

（あと事務局は舞台裏なので、キラキラしてない部分ともお付き合いすることになるんでね…。”推し”のリアルな現実を知っちゃうみたいなのはあるんでしょうね）

”推し”からのお願い(依頼)であっても、
毎回無茶を聞いてたら自分の生活が守れませんよね？

（推しなんでできるかぎり融通効かせますけどね）

中にはクライアントの事業についての判断も
「これはどうしたらいいと思う？」
と事務方に委ねてくる方もいるので、
「最終的な判断は◯◯さんですよ！」
と突き放す必要があるときもあります。

”推し”のために行動や提案するけれど、
お互いにWin-Winでいられるように
一線をひく必要があるんです。

なので”推し活”の

「”推し”の活躍がわたしの喜び」は共通しているけれど、

推しのためならなんでもしますはNG。

自分の生活やビジネスをないがしろにして
相手に”尽くし”てしまうのは、
ただ相手に依存してるだけですよ？

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