先日、箱崎宮のあじさい苑に行ったことを書きましたが肝心の箱崎宮のことを書いてませんでした(笑)

 

 

ということで、今回は箱崎宮について。

 

鎮座されている場所はこちら。

福岡県福岡市東区箱崎1丁目22−1

 

 

そして、箱崎宮は筑前国の一ノ宮になります。

筑前国には、一ノ宮が二社あり、もう一社は住吉神社です。

 

福岡市内にあり、地下鉄の箱崎宮前駅からもアクセスがしやすい。

 

 

箱崎宮とだけ聞くと何の神様か?と思いますね。

実は呼び名がもう一つあり、箱崎八幡宮とも呼ばれます。

 

大分の宇佐神宮、京都の石清水八幡宮と並んで日本三大八幡宮となります。

神奈川県鎌倉の鶴岡八幡宮も三大八幡宮に数えられるので・・・いっそ四大八幡宮にしましょう。

四は死を意味して忌み嫌われる数字ですが、神道ではそもそも四を忌む考えはなかったはずです。

 

さて、この八幡宮ですが、全国で最も多い神社となります。

なんと全国に約4,4000社もあるそうです。

総本社は宇佐神宮ですよ。

 

そんな八幡宮の中でも三大八幡宮に数えられている箱崎宮。

どんな神社なのでしょうか。

 

  箱崎宮の御祭神

御祭神については、八幡宮なので有名だとは思いますが・・・一応。

 

応神天皇

八幡宮といえば、応神天皇ですね。

第15代天皇となります。

呼び名も誉田天皇や誉田別尊などいくつかあります。

父は仲哀天皇、母は神功皇后です。

昔から勝利の神様といえば、八幡神ではないでしょうか。

神功皇后

八幡宮では、ほぼ必ず配祀されています。
応神天皇の母ですね。

数々の伝説がある神様です。

海を渡って新羅攻めをおこなったともいわれています。

応神天皇の出産の話などで、母と子の守護神だったり、安産成就の神様として崇敬されています。

玉依姫命

こちらは神武天皇の母となる神様。

八幡宮では配祀されているところも結構あります。

海の神様である綿津見神の娘にあたる神様。

姉は豊玉姫命。

縁結びや安産の御神徳があるようです。

八幡宮によっては、応神天皇の父である仲哀天皇や忠臣である武内宿禰も配祀されたりしますね。

宇佐神宮や石清水八幡宮では、応神天皇、神功皇后と比売神を配祀されています。

 

  広い境内に立派な社殿

まずは、参道です。

箱崎宮前駅の1番出口から出ると、二の鳥居がお出迎えしてくれます。

大きな石の鳥居です。

ここから、進んで境内に向かいます。

 

箱崎宮の鳥居は、境内から外に向かって一ノ鳥居、ニノ鳥居となっています。

つまり、この後に一ノ鳥居が出てきます。

 

逆方向に行くと、国道3号線沿いに大きな石灯籠があります。

その国道3号線を渡って海に向かって続くところにも鳥居があるのですが、立ち入りはできません。

今回は、時間の都合もありそちらには行っておりませんので写真はないです。

 

こちらが一ノ鳥居。

これをくぐれば、境内になります。

 

ちなみに、手前は道路で横断歩道です。

車などには気をつけて下さいね。

信号とかないので。

 

こちらが境内。

すでに通ってきた参道にも神社の設備があるので境内といえば境内なのですが(笑)

 

まっすぐ奥に見えるのは拝殿ではなく、楼門です。

 

この楼門の入り口に賽銭箱が設置されています。

要は、ここから先には入れません。

 

拝殿に上らせていただくには、ご祈祷受ける必要があります。

ただ、拝殿は楼門からでも中を伺うことができますよ。

 

さすがに写真は控えましたが、なかなかに素敵な拝殿ですので、時間があればご祈祷受けられるといいと思います。

 

この楼門で一際目立つ部分がありますよね。

 

楼門の上部に掲げられた扁額。

 

「敵国降伏」

 

なんだ・・・ものすごく強い印象を受けますね。

これはいわゆる敵を屈服させる「覇道」的なメッセージではないそうです。

 

なんでも、徳の力をもって導き、相手が自ずから靡き降伏するという、王道であるこの国の在り方を説いているそうです・・・。

深いですね・・・。

 

八幡宮で勝利の神様をお祀りしているので、力で持って制するという意味に捉えていました。

 

ちなみに、これを掲げたのは小早川隆景という戦国武将。

楼門の建立の際に、亀山上皇(第90代天皇)が自筆したものを拡大して掲げたみたいですよ。

 

色々と情報量が多いですね(笑)

 

 

  境内社

境内社は、本殿裏手にあります。

 

東と西にそれぞれ5社ずつ、全部で十社となります。

 

「東末社」には・・

  • 池島殿 手足の守り神
  • 武内社 不老長寿、健康の神
  • 乙子宮 子育ての神
  • 住吉殿 海上交通の守り神
  • 稲荷社 商売繁昌・田畑の守り神
 
「西末社」には・・
  • 龍王社 海と空の守り神
  • 若宮殿 芸能文化の守り神
  • 仲哀殿 八幡様の親神・家族の守り神
  • 厳島殿 旅行安全の神
  • 民潤社 火除の守り神
境内社において、東末社に武内社、西末社に仲哀社が鎮座されています。
仲哀社は、応神天皇の父親である仲哀天皇。
武内社は、忠臣である武内宿禰ですね。
武内宿禰は、景行天皇、成務天皇、仲哀天皇、応神天皇、仁徳天皇に支えた忠臣。
5代の天皇に支えているのですが・・・300歳くらい生きたみたいです。。。
いやいや・・・まさかね・・・。
だからこそ、不老長寿の御神徳があるのですが・・・いやいや(笑)
 
厳島社については、比売神としての宗像三女神かな。
龍王社は多分、玉依姫命の父親である綿津見神だと思います。
 
八幡宮に関連する神様がしっかりとお祀りされています。
 
 
どこの神社でもそうですが神社に上られたら、時間の許す限り境内社もお参りしていただくといいと思います。

 

 

まだまだ、魅力あふれる箱崎宮なのですが、今回はこんなところでしょうか。

箱崎宮には9月に行われる博多三大祭りの「放生会(ほうじょうえ)」も有名で、多くの人で賑わいます。

そのほか、4月には参道にて蚤の市も開催されたりとイベントも多いです。

 

タイミングが合えば、人は多いですが行ってみてもいいかもしれません。

 

ではまた〜

 

 

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