ラグビー大学選手権の準決勝が
昨日行われた。
第1試合
東海大(関東リーグ戦1位)
vs
同志社大(関西リーグ戦2位)
第2試合
帝京大(関東対抗戦1位)
vs
天理大(関西リーグ戦1位)
関東 vs 関西、2対2のバランスよい
準決勝となったが、結果は東海大と
帝京大が勝ち上がり、来週決勝戦で
顔を合わせることとなった。
同志社以外は全て所属リーグの1位、
同志社も2位という、実力校が順当に
勝ち上がってきた今シーズンの
大学ラグビー。だが、気になることも…
関西2位だった同志社以外は、
全てのチームに「外人部隊」がいたと
いうこと。もちろん規則違反ではない。
早慶明のような伝統校は、純血を
重視し、外国人助っ人を加入させる
ことには消極的だ。同志社も同じ。
結果、同志社は東海大にこっぴどく負けた。
昨今の大学ラグビー、こういった
「傭兵」に頼らないと勝ち上がることは
できない。勝てば官軍ではないが、
強いチームにはいい選手が集まってくる。
勝負事であるから、もちろん勝つことも
大事だ。しかし、教育の一環として
スポーツをとらえている日本の学生
スポーツシーンで、勝ちたいがために
安易に助っ人を投入することが、
果たしてラグビーという競技の底上げに
つながるのだろうか? と疑問に思う。
少なくとも、外人助っ人を出せば、
確実に2人の日本人選手は控えに
回されることになるわけで、こう
いったことは日本人学生の
モラルを薄皮を剥ぐように奪って
いってはいないだろうか?
まぁ、社会人はそれがもっと顕著だし、
昨今の日本代表チームも外国人
選手だらけであることは事実だが…
来週の決勝、新興校同士、関東同士、
そして助っ人投入チーム同士、互角。
どのような結果になるのか…
とりあえずテレビで観戦してみることにするか…