快晴、無風に近い安定した空気、
おまけに視界が抜群に良い。
格納庫からも富士山がくっきり見える!
今日飛ばなくていつ飛ぶ? というのは
まさに今日みたいな日にいう言葉だ。
意気揚々とコックピットに潜り込み、
いざ離陸というところで…
「ちょっと待て!」
PFDのスピードテープとバックアップの
アナログの対気速度計の表示が違う!
はぁ? という感じだったが、読み取り値で
7ノット近く違う。どっちが正しいのかも
わからない。進入時はフラップ展張で
5ノット単位で速度を落とし、失速速度と
最終進入速度の差が9ノットあるかないかと
いう機体で7ノットの誤差は危険すぎる。
かくして一度も浮くことなく滑走路から
離脱。格納庫に戻り、機体は赤札
(「問題あり飛行停止」のサイン)行き。
あ~あ… 絶好の天気だったのに… orz
愛機だけに蹴っ飛ばすわけにもいかず…