邦題 『ハドソン川の奇跡』
行こう行こうと思いつつなかなか
行けていなかったのですが、ようやく
今日観に行ってきました。平日真昼間、
ほぼ貸切状態の映画館でじっくり鑑賞。
詳しくはネタバレになるので深くは
書きませんが、コンピューターのデータ
のみで押してくるNTSB vs ヒューマン
ファクター(=人間)を基本に考えろ
というサリー機長。これが、まさに
エアバス vs ボーイングのコンセプトの
違いに重なるもので、ひいてはこの両者の
対立がフランス vs アメリカという文化の
対極を描いているようで、96分があっという
間の作品でした。
あとは、さすがイーストウッド監督! と
感じたのが、全編を通じて非常にわかり
やすい言葉で演じられていたこと。
この手の映画はとかく専門用語の
連発で制作側の自己満足に陥りがちな
ところを、平易な言葉に置き換えて
演じさせ、子供でもわかる作品に
仕上げられていたこと。字幕を見なくても
ほとんど理解できる内容でした。
ただ、「飛行機乗り」として観てしまったので、
ある意味かなり疲れました…