今日はお約束の機内食編、その1…
行きのTG643便

巡航に入ってすぐ、リフレッシュメントは
恒例の(少なくともここ15年は変わって
いない)海鮮ミックスの乾きもの。
飲み物も恒例のウィスキー&コーク。
ただ、変わったことはコーラなどの
ソフトドリンクが缶ではなくペットボトルで
カートに載るようになっていたため、
「缶ごとちょうだい!」ができなくなって
しまったこと。経費節減のあおりか…?

そしてメインのミール。例によって素材と
料理名をきちんと説明してくれるところは
好感が持てる接客だと思う。この日の
昼食は「ポークのタイカレー」と「お魚の…」
とまで言われたところで即答、「ポーク!」と
叫んでいたので魚はどんな料理だったかは
わからずじまい。ここでも経費節減のあおり
なのか、トレーがスッカスカ… 1品少なく
したのか? 食器も金属製のものから使い
捨てのプラスティック製品へと変わっていたし、
小さな紙袋に入った塩、胡椒、砂糖などの
パックも姿を消していた。赤字経営中だから
仕方がないのかもしれないが、株価も順調に
上がっているタイ航空、いつかは再び以前の
ように、エコノミークラスでも食べがいのある
食事を出すキャリアに戻ってほしいものである。

順調に飛行を続け、ダナンの右カーブを
過ぎたあたりで軽食のアイスクリーム。
こちらも相変わらずのバニラと抹茶の二択。
飲み物はカートではなくトレーで持ってくる
手抜きバージョン。スッチーの手を煩わせても
悪いから、トレー上にあった烏龍茶で妥協。
前回は固くてスプーンが折れるかという
くらい冷え固まっていたアイス。今回は
時間との勝負というくらい緩くなっており、
まさか保冷温度まで節約したのかと思う
くらいの違い(笑)
かくして無事に機内サービスを終えたTG
643便は、バンコク、スワンナプーム空港へ
向け、コラート上空から降下を開始して
いくのでありました。