今回のスコットランド代表の
キャッチフレーズ。その通りに
なってしまった。御前試合で
あったにもかかわらず、両陛下の
目の前で逆転され、負けるという
痛い負けかたを喫した日本代表。

試合前に昨年のW杯での活躍を
称え、リーチマイケルと五郎丸が
表彰されていたが、2人ともスーツ
なんか着てノコノコ出てくるんなら
試合に出ろよ!
と言いたくなるようなゲームだった。

内容的には評価はできる。あの
スコットランドをついにノートライに
抑え込んだ。「止めれば点は
取られない」を体現するかのような
ディフェンス。しかし、どのスポーツ
でも一緒だが、ミスをした方が負ける。
スコットランドは全得点を日本の反則
からのペナルティーゴールで稼ぎ出し、
終盤でついに逆転までしてみせた。
ワールドカップ 10 - 45
先週の初戦 13 - 26
昨日の第2戦 16 - 21
点差は徐々に詰まってきている。
昨日はノートライに抑え込んだ。
しかし、負けは負け。
善戦したとか惜敗だったとか、
言葉遊びは要らない。五郎丸が
いたらとか、指揮官がいたら(今回の
テストマッチ、前代未聞のヘッドコーチ
不在という試合だった)とかの
タラレバもやめよう。あれだけの
観衆を集め、天皇皇后両陛下にまで
ご臨席を賜りながら負けたその雪辱を、
命を賭けて果たしてくれば、それでいい。
我々が見たいのは世界を破る桜の
ジャージー。それができたから、
そしてこれからもできると思うから、
あえて厳しい目でゲームを観た昨日。