東海地方あたりまでが梅雨入りした。
ソロ(単独飛行)の長距離航法訓練
終わらせといてよかったぁ…
CDP (Cold, Dry, Polar) Air mass、
通称オホーツク気団と、WMT (Warm
Moist Tropic) Air massと呼ばれる
小笠原気団が入れ替わる季節。
冬の空気と夏の空気の間に長い
停滞前線ができる。これが梅雨。
地上が雨模様でも、気流が安定さえ
していれば雲を突き抜けて上へ出て
訓練ができるのだが、都合よく4,000
フィートぐらいで雲から抜け出せる
ような日がそうそうあるとも思えないし。
これからの時期は、シミュレーターの
奪い合いになるんだろうな… 私の
場合は、梅雨に備えて地上での学科
教習のプログラムをたっぷり用意して
あるので、これで生徒さんを絞ろうかと…
もっとも、計器飛行証明の訓練中の
生徒さんは、「Actual Instrument Time」
という、実際に計器飛行を行った経験と
飛行時間を蓄積できるので、絶好の
チャンスということもできる。
物は考えよう。大事なことは、梅雨時でも
飛び続けること。訓練を切らないこと。