医師団」の病院を爆撃した。
爆撃には空軍のAC-130が使用
されたとのこと。

C-130をベースに対地攻撃機に
改造した機で、左舷に大砲やら
機関砲を何門も搭載している。
左舷に搭載しているのは、機長が
目標を目視しながら旋回するため。
こいつに狙われるとどうなるかといえば、
集中砲火とはまさにこのこと…
ACのクルーは与えられた目標を攻撃
しに行くだけだから、そこが病院だったと
知っていたとは考えにくい。
国境なき医師団側は事前に自分達の
位置を米軍に通告していたというし、
実際に爆撃を受けてからも、ここが病院
だと再通告したとのこと。それでも攻撃
中止の指令は出なかった。
「医師団」に出て行ってもらいたいのか?
それとも、助かってもらっちゃ困る怪我人が
そこに運び込まれていたのか? いずれに
せよ、米軍の作戦中枢レベルに「そこが
病院だと知って」攻撃座標を指示した人物が
いるということだ。そしてその人物は、国境
なき医師からの再通報を受けても攻撃を
中止させなかった。
戦争といえども、戦時国際法という
ルールに則った国と国との喧嘩である。
殺してはいけない人を殺してはいけない。
攻撃してはいけない場所を攻撃しては
いけない。それが守れないならばアメリカは
自国の領土内でテロをされても文句を
言ってはいけないと私は思う。