走行中の新幹線の車内で
焼身自殺!
背景はまだわかっていないが、
まさかJRも急病人や車両からの
不慮の出火はあっても焼身自殺
までは考えていなかっただろう。
多分ただの自殺ではないかと
思うが、これがもしテロだったと
したらぞっとする。自殺場所が
先頭のデッキではなく、連結面
だったら… 1号車の乗客に
逃げ場はない。あるいは先頭の
デッキから通路を後方に向かって
歩きながら油を撒き、かぶり、
そして着火したら… 犠牲者は
こんなものではなかっただろう。
ましてや油の代わりに爆発物が
持ち込まれていたとしたら…
通常であればその気密性は
快適さの象徴となるのだろうが、
ひとたび電源が止まると空調も
換気も効かない恐怖の密室と
なる。脱出口も車両の前後に
計4枚の扉があるだけだ。
航空機の世界では手荷物
チェックが厳しいので今回の
ような事件は起きにくいだろうが、
鉄道と航空はそれ自体が大きな
システムとしての側面を持つ
大量輸送機関という、共通の
性格を持つ。
空の世界も、今回の事件から
何かを学び、安全運航の充実へ
一歩足がかりを作れるように
しなければならないと思う。
ブログを始めてから初めて
1ヶ月通しで書いてみたのだが、
まさかこんな記述で締めくくる
ことになるとは思わなかった。
2015年も今日で折り返し。
時の流れは速い。下半期も
楽しいお話をたくさん書ければ
よいのだが…