学生たちが立ち上がっている。自分たちの
自由が侵されようとしているときにそれを
守ろうと闘うことのできる若者たち。
台湾の時もそうだったが、まずは学生が
立ち上がった。守るものも特にないし、
それでいて物事の真理を追究し、学ぶという
生活をしているから、このような不条理には
血が滾るのだろう。遠い、遠い昔、わが祖国も
そうだった。
つい半年前に行ってきた場所が闘いの場に
なってしまったことに驚きと残念さを隠せないが、
香港市民の自由と更なる発展のためには
必要な闘いなのだと思う。

なにはともあれ、良い形でこの闘いが終息し、
再びあの楽しい香港の夜が戻ってきてくれる
ことを切に願う。