(朝日新聞ウェブより抜粋)
アディスアベバ発ローマ行きの
エチオピア航空機が17日早朝、
ハイジャックされ、軍用機の誘導で
ジュネーブ空港に着陸した。乗員
乗客202人は解放されて無事だった。
スイス警察当局によると、操縦士の
1人が飛行中にコックピットを占拠。
着陸後、自ら出てきてスイスへの
政治亡命を求め、逮捕されたという。
容疑者の操縦士はエチオピア人
男性だった。 (ここまで)
パイロット自らが飛行機を乗っ取る
ことは、航空会社も想定していなかった
だろう。この仕事は、他にないから
仕方がなく… とか、嫌々この仕事を
しているという人が極端に少ない
業界なので、ちょっと驚いた。
政治亡命ということは、何か自分の
意思に反して強制的に諜報活動か
何かに従事させられていたのだろうか?
まぁ、なんにせよ、乗客を巻き込んで
墜落とかテロとか、そういった最悪の
事態に進まなくてよかった。この航空
会社は1996年にやはりハイジャック
され、オーストラリアに向かう途中に
燃料切れで海に墜落するという惨事を
引き起こしていたからなおさらのこと。
(この事故はYou Tubeなどにも動画が
あがっていて、比較的有名)
機長がトイレに立った隙に副操縦士が
コックピットを占拠したらしい。機材は
B767-300、2人で操縦できる機材だから
できたことだろう。もし交代要員か査察
操縦士などの第三者が便乗していたら
2人同時にコックピットを出ることは
ありえなかっただろうから。