バンコク線雑感 (3) | PTD ~ Pilot To Dispatch ~

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ヒコーキオヤジのひとりごと
 空の話、ときどきタイのネタ…

(まだまだ続きます)

 タイへ向かうには
 1.成田午前発 バンコク午後着
 2.成田夕方発 バンコク深夜着
の大きな2つのグループがあり、1の
グループを俗に「午前便」と呼び、
日本航空、全日空、タイ国際航空が
飛ぶ。2のグループは「午後便」あるいは
「夜便」などと呼ばれ、上記3社に加えて
デルタとユナイテッドが加わる。航空券の
価格は1のグループが通常2~3万円高い。
 
 午前便は成田に朝7時半ごろには着いて
いなければならない反面、バンコク到着
初日の晩ごはんから活動出来るという
ことが魅力。午後便の場合には到着日は
もうホテルにチェックインして寝るだけだが、
会社を早退、あるいは勤務終了後にダッシュで
空港に向かえばまだ乗れるという利点がある。
 
 帰国便は
 A.バンコク早朝発 成田午後着 (早朝便)
 B.バンコク深夜発 成田早朝着 (深夜便)
というグループが主流。Aだとホテルのチェック
アウトが強烈に早く、ヘタをすると前の晩は
夕飯が済んだらもうパッキングをして寝ないと
起きられないという人もいるぐらいの時間。
Bの場合は機内でぐっすり眠れる人には魅力的な
便で、バンコクにギリギリまで滞在できるし、
体力に自信のある人は帰国後そのまま出社して
有給を最小限に抑えるという芸当が出来る
フライトである。
 
 以前、タイ航空がバンコク午前11時発、
成田午後7時着という神のような便を飛ばして
いたことがあったのだが、数年前にこれが
早朝便に変わってしまってからは、早朝便と
深夜便とに分かれる体制で長らく運航を続けてきた。
 
(すいません、もう1日だけ続きます)