今朝9時前、洋上の訓練空域で嘉手納基地に所属する
F-15戦闘機が墜落した。パイロットは墜落前に脱出し、
無事に救助されたとのこと。まずは一安心。
詳しい情報が
手元に来ていないので44、67どちらの戦闘航空隊の機体
なのかもわからない状態のままこれを書いている。
やや不躾な書きかたになるが、不幸中の幸い、墜落地点が
洋上でよかった。これがもし地上に墜ちていたら… そして
犠牲者が出ていたら… 基地反対派による、それこそ沖縄
独立運動が起こりかねないところだった。
嘉手納は島嶼基地なので年中潮風に晒されており、機体の
防錆対策に手間がかかる上、本土の「お古」の機体が回って
くる基地でもあるので、何かそういった原因があったのだろうか?
まぁ、機体は沈んでしまったし、パイロットも救助されたとは
いえ、しばらくは病院暮らしだろうから、事故原因の究明には
時間がかかるかもしれない。でも、100億円からする機体を
ボッチャンしちゃったわけだし、
これが2度と起こらないよう、
ましてや地上に墜ちるなんてことのないよう、最低限の応急
対策だけは早急に講じてもらいたいものである。
しかし、事故の知らせを日本側に通告するのは当然の義務と
しても、何で那覇の航空自衛隊が救難に向かったのだ?
嘉手納は自前で33救難隊「ジョリー・グリーン」のHH-60を持って
いたはずだろ? と思っていたら、部隊ごとどこかへお出かけ中
だったでござる…
orz
自国の人間でもないのにスッ飛んで行って吊り上げて下さった
那覇救難隊のかたがた、ただでさえ尖閣で忙しいのに、空自と
一緒に救難に参加して下さった11管のみなさま、お疲れ様でした。