古城を思わせる異形の建物「水車館」の主人は、過去の事故で顔面を傷つけ、常に仮面をかぶる。そして妻は幽閉同然の美少女。ここにうさんくさい客たちが集まった時点から、惨劇の幕が開く。密室から男が消失したことと、1年前の奇怪な殺人とは、どう関連するか?驚異の仕掛けをひそませた野心作。 (「BOOK」データベースより)
館シリーズの第2弾ですね。
往年のミステリーに出ていたような、
いかにも怪しそうな連中が出まくってます。
ちょっとキャラを創りすぎだろう・・・と思いながらも、
このコテコテ感は何か懐かしい感じもします。
途中でなんとなく犯人が判ってしまいますが、
手が込んだ細かい仕掛けは面白いと思います。
ただ「十刻館」でも感じたことですが、
犯人の殺人動機はどうも納得できないなあ~(^_^;)
ついでに、もう一冊、
「六の宮の姫君」 北村 薫
最終学年を迎えた「私」は卒論のテーマ「芥川龍之介」を掘り下げていく一方、田崎信全集の編集作業に追われる出版社で初めてのアルバイトを経験する。その縁あって、図らずも文壇の長老から芥川の謎めいた言葉を聞くことに。「あれは玉突きだね。…いや、というよりはキャッチボールだ」―王朝物の短編「六の宮の姫君」に寄せられた言辞を巡って、「私」の探偵が始まった…。 (「BOOK」データベースより)
「私」シリーズの第4弾です。
今回は芥川龍之介をテーマにしたミステリー仕立てでしたが、
これがまたなんとも知的過ぎますなあ
そもそも芥川作品読んだのは何十年も前だし、
当然全部は読んでないし・・・
知識があさはかな自分には難しかったかな( ̄ー ̄;
なんとなく芥川の性格や交友関係などを知り、
そうなんだ~と思うくらいしか(^^ゞ
きっとこの辺の日本文学に精通している人には面白い一冊なんでしょうね。