上方落語の大看板・笑酔亭梅寿のもとに無理やり弟子入りさせられた、金髪トサカ頭の不良少年・竜二。大酒呑みの師匠にどつかれ、けなされて、逃げ出すことばかりを考えていたが、古典落語の魅力にとりつかれてしまったのが運のツキ。ひたすらガマンの噺家修業の日々に、なぜか続発する怪事件!個性豊かな芸人たちの楽屋裏をまじえて描く笑いと涙の本格落語ミステリ。(裏表紙より)
7篇の短編で構成されており、
みな落語の題目が付けられています。
落語界のミステリなんて興味津々です(^O^)
しかしミステリと言ってもさほどのものではなく、
予想外のスピードで解決していきます(^_^;)
タイトルでは笑酔亭梅寿が謎を解き明かすような感じですが、
実際は新弟子の竜二が謎を解き、
師匠がいかにもって感じで花を持たせている。
大酒呑みの師匠は酔うと行動が半端ない。
その無茶苦茶の行動に竜二が振り回される展開は面白いです。
竜二は逃げることばかり考えていると言うが、
結構我慢強くて意外に良い子です。
師匠も最低かと思いきや、
これまた意外なところで人情を発揮したりして、
魅力ある人物設定になってます(^~^)
この著者はジャズにも詳しいようで、
ジャズのミステリも執筆しており、
その片鱗もこのお話のなかで伺えます。
なんて「落下する緑」はまだ読んでませんが![]()
自分自身落語は好きな方なので、
この本は結構楽しむことができました。
続編もあるようなのでこれも楽しみです。