「ママの狙撃銃」 萩原浩著 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

「もう一度、仕事をしてみないか」ふたりの子どもにも恵まれ、幸福な日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃アメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。射撃、格闘技、
銃の分解・組み立て…。そう、祖父の職業は暗殺者だった。そして曜子は、かつて一度だけ「仕事」をしたことがあった―。家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする。荻原浩の新たな地平。“読み出した
ら止まらない”サスペンス・ハードボイルド<裏表紙より>


一般家庭の何の変哲もなさそうな主婦が実は凄腕のスナイパーだったなんて、アメリカ映画にありそうな設定だけど、面白そうなので読んでみました。


なぜ曜子が暗殺者になってしまったかの昔話、

回想シーンが多くてちょっと中だるみします^^;

まあこれは曜子の生い立ち、

性格を知るうえでは割愛できないのでしょうね、


かつて人を殺したことに悩み、

その幻影に責め続けられるている曜子に再び暗殺者として仕事の依頼。

家族の安全を案じて渋々仕事を引き受けていますが、

なんか結局お金の為に人殺しをしているように感じます(^_^;)


自分の娘が学校で苛めらているので、

苛めのリーダー格の女子を精神的に追い込んだりしていますが、

相手は中学生だぞ!!

これもなんかやり過ぎ感がありますね(^o^;)


どうもこの曜子は家族の為と言いながら、

どんどん暴走していく自分勝手な女というイメージが拭いきれません。

この主婦・曜子に魅力は感じないし、好きになれませんでした。

もちろんこれは自分勝手な思いです(^^ゞ


狙撃シーンなどはスリリングな描写で楽しめますので、

単純に娯楽作品と割り切れば面白かったと思います。