「ロンリー・ハート」 久間十義著 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

警官の父の愛情に渇く絢子は友だちの真由美とともに、少年たちの溜まり場のレゲエ・バーへ誘い込まれた。その後、彼らのマンションで意識の混濁を覚える…。やがて、進行中の犯罪は中国人・黒社会とも奇妙に交錯し、破滅に向かう少年たちの性衝動は、父娘の絆を悪意をもって断ち切ろうとする。一級のサスペンス、そして警察小説の大傑作。

(「BOOK」データベースより)


いろんな登場人物の視点で描かれています。、

登場人物の紹介もあるんでしょうが、

コロコロ変わる視点とちょっと多めの登場人物は苦手ですね。

最初のころはわけが分からんでした。

特に女刑事の視点はいらないような気がします。

何気でどーでもいいキャラのような・・・(;^_^A


主人公は総合的に見れば少年達であって、

ロンリーハートはその深層心理にあるのでしょうが、

到底理解不能です。


刑事の娘・絢子が鬼畜の少年たちのターゲットになってから、

展開は早くなり、ようやく話もつながってきましたが、

この少年達の凶行ぶりは本当に目に余ります。

実際にあった女子高校生コンクリート詰め殺人事件が題材になってるらしいですが、

女子高生をいたぶる描写はなまなましいです(´_`。)

あまり気持ちよく読書はできませんね。


警察小説の大傑作とありますが、それは言い過ぎだと思います(・_・;)

刑事が沢山でてきて捜査はしますが、

あまり活躍シーンはなかったような気もするし、

これといった鋭い刑事も存在しない。

うーん、きっと現実的ではあるんでしょうけど・・・

極悪少年達のインパクトが強過ぎたせいなのか、

警察側は存在が薄く感じられます。


内容的にはそこそこ面白いのですが、

事件の終わりがなにか物足りないです。

少年達の行く末があれでは納得できませんでしたね。

そして意味がわからん女刑事の最後の行動は、

ますます薄っぺらい終わりかたをしてるような気がしました。

なんか言いたいこと言ってますね・・・(^▽^;)


上下巻すんなり読書できたことから、読みやすい本ではありました♪

これぐらいのフォローはしとかないと^^;