ゆきちゃんとの2人旅もここデリーでおしまい。
彼女は最後に鳥の糞を顔に落とされ、さらにインド人少年に"Go to hell !!"と言われたそうです。
散々な終わり方だったけど、それでもインドを好きと言ってました。
...すみません、脚色しました。インド嫌いになりそうと嘆いてました。
「インドは好きになる人と嫌いになる人に分かれる」
とはよく言われる言葉ですが、
私は意外にも、インドが好きになりました。
絶対、嫌いになって終わると思ってたけどね。
悪い噂を聞きすぎていたのが、一番大きいのかもしれないけど
思ったよりもインド人って、親切だしフレンドリーだし素敵じゃない!!
と感動することの方が多かったです。
そして、なんか面白い。
いろいろしでかしますが、憎めない、と感じることも多かった。
インド人については、また後日ブログで触れたいと思います。
さて、ゆきちゃんヤスくんとお別れをして、私は一人夜行列車でプシュカルへと向かいます。
早朝宿で待っててくれたのは、きょうこちゃん。
バンコク以来の再会。
デリー以降のルートは、きょうこちゃんに相談してました。
彼女は私よりも1週間早くインド入りをしていて、わたしが行きたいルートをずっと先取りしていたんです。
私に残された猶予は1週間。
ほんとは、北部のレー・ラダックに行きたかったのですよ。
ここはインドのチベットと言われていて、壮大な大自然が広がっているところなんです。
行った誰もがオススメする場所。
そんなにみんながいいというもんだから、どんなところか気になるでしょ?
でも標高が高く、行くまでに5000メートルの山を2回超えるんだとか。
高山病にかかるハードなルートなんです。
すでに行ってきたきょうこちゃん。
「高地だから弾丸は無理。1週間じゃきついんじゃないかな」、というのが先生のご意見でした。
泣く泣く諦めたそのとき、彼女がデリーから割と近いラジャスター方面を回っているというので、
そこに合流することにしたんです。
それまでの弾丸移動で疲れていたわたし。
ここではゆっくりすることに決めました。
プシュカルは特に何もなく、のほほんとした田舎街。
プシュカル湖がきれいに広がっていて、レイクビューレストランからの景色は気持ちよかった。
わたしね、ここに来る前、ヤスくんから大量のファイルをもらっていたんです。
そこには、邦画、洋画、ジブリ映画やコミックまでいっぱい入っていた。
引きこもるには十分です笑。
そしてこの地で読んでいたのは「天使なんかじゃない」という漫画(略して天ない)。
同世代の女性ならほとんどの人が知ってるんじゃないかな。
大ヒット漫画「NANA」の筆者、矢沢あいが90年代前半に書いた漫画です。
「NANA」もあのドロドロ具合が大好きなんだけどね、
「天ない」は小学生のころ”りぼん”で読んでいたお気に入りの漫画。
何十回読んだかわかりません。
その漫画のヒーロー須藤晃が、行方がわからなかった兄貴分・将志を探し、辿り着いた最終地、
それが
ここプシュカルだったんです!!
読んだ瞬間、びっくり!!
ここじゃん!!って。
何十回も読んではいたけど、インドの地名までは頭に入ってなかったのです。
読んでる人はわかると思うけど、
この再会場面、この漫画のキーになってくる大事なところなんです。
将志は画家志望で、毎日この湖に魅せられて絵を書いていたんですね。
そう思うとまた、プシュカル湖がより一層愛しく思える。
私は都会よりもちょっと田舎の街が好きで、
特に山が見える景色が大好きなんです。
東京は山が見えないから、日本でも地方にいくと山に癒される。
ベトナムでは、フエ。
インドでは、カジュラホがよかった。
プシュカルも山が見えます。
街はあまりきれいじゃないけど、”天ない効果”もあっていいところだなぁと気に入ったのでした。
いつも読んでくれてありがとうございます。
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