今までスペインのリアルタイムの記事をお届けしてきましたが、また元のヨルダンの記事へと戻します。
ペトラ遺跡を後にし、向かうはヨルダンの首都アンマン。
次の国イスラエルに入るための経由地点として一泊滞在。
泊まったのは、マンスールホテル。
ここは、日本人に大変有名な宿です。
別名、マンスール・コーダホテル。
覚えていますか?
2004年の出来事を。
イラクでイスラム過激派グループに拉致され殺害された、香田証生さんの事件。
当時香田さんは、すぐ近くにあるクリフ・ホテルに泊まっていました。
彼に頼まれてイラク行きのバスチケットを手配したのが、そのホテルのスタッフだったサーメルさん。
サーメルさんは、香田さんのイラク行きを何度もとめました。
「イラクの子供たちを助けたい。イラクで何が起こっているのかを自分の目で見て、日本へ帰って人々に伝えたい。」
そう言う香田さんの意思はとても固く、チケットを手配せざるを得なかったそうです。
それでもできるだけ安全な方法で行けるよう、尽くして。
ところがサーメルさんの努力も空しく、その後香田さんがイラクで拉致られ殺されました。
その時の彼のショックは計り知れません。
彼はこのホテルを作るときに、このことを忘れないようホテルの名前に「コーダ」といれたそうです。
現在サーメルさんはここにはいませんが、彼の後輩ルアイさんがスタッフとして働いています。
当時のあのニュースは、ほんとに衝撃的で。
武装集団に囲まれた日本人の姿が映されていて、日本政府に助けを求めている。
彼らが要求している時間内に政府が何もしなければ、殺される。
そして、政府は何もできないだろう・・・。
自己責任だって言ってる人もいたけど、わたしには人ごとに思えなくてただただ怖かった。
ここに来たことで、そのことを思い出しました。
中東に行くというと、危なくないのか?といろんな人に言われました。
確かに北はシリア、東にイラク、南にサウジアラビア、西にはイスラエル。
そんなところに囲まれているヨルダン。
立地を考えるだけで、ビクビクします。
でも私が感じたヨルダンという国は、とても平和だった。
インドやエジプトという、”面倒くさい”と言われている国を通過した直後のこの国。
人がよくてびっくりしました。
歩行者が通ると車が止まってくれるあの驚き。
この旅、東南アジアからインド・ネパール、そしてエジプトとやってきましたが、
車が止まってくれる国は、一つもありませんでした。
いかに轢かれないように車のすきまを渡っていくか、そんなことばかり考えていただけにびっくり。
ヨーロッパでそれを感じられるのならわかりますよ。
それが最初に体験できた国がヨルダンだなんて!!
アンマンの観光名所、アンマン城。
城といっても、丘の上の廃墟。
ここから見渡す、アンマン市内の景色は絶景そのもの!!
駆け抜けてしまったけど、もう少し長くいたくなるほど居心地のいい国。
少し後ろ髪をひかれながらも、イスラエルへと向かいます。
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