6年ぶりに、メインパソコンを更新しまして。 | 変人0号のブログ

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我が家でビデオ編集やブログの記述に活躍しているメインパソコンは、2010年5月に購入したWindows7パソコン:富士通・FMV BIBLO NW/G90Yです。

 

 

このBIBLO NW/G90Yですが、ノートパソコンでは異例の18.4インチ・フルHD液晶モニターと、テンキー付きキーボード,IEEE1394だけでなくeSATAやExpressCardなどのインターフェースに指紋認証機能や4インチ・タッチパネル式サブモニターに、最も特筆すべきはノートパソコンでありながらグラフィックボード(NVIDIA® GeForce® GT 335M)と、ミニコンポ並みの高音質で音楽やBD&DVD再生を実現するサブウーファー&ツイーターを含めて5つのスピーカーを搭載しているのが特徴です。

 

中央の凹型端子が、今では姿をみることが無くなったIEEE1394コネクター。

右から二つ目、使ったことはありませんeSATAコネクター。

タッチパッドにキラリ光る、指紋認証機能。ログインが早い!

4インチサブモニターはショートカットアイコン以外にもいろいろ使い道があります。

グラフィックボード搭載で、ビデオ編集時のプレビュー画質とレスポンスが向上します。

アルミニウム削り出しフレームに収まったスピーカー&ツイーター。

 

このBIBLO NW/G90Y、お気に入りの音楽を聴きながらハイビジョンのビデオ映像を編集する用途に使うには、2010年当時では最も贅沢なスペックのノートパソコンでした。

 

ちなみに、BIBLO NW/G90Yで音楽再生した際の音質は『ミニコンポ』並みの聴き心地で、ごく一般的なノートパソコンにありがちなポケットラジオのような低音質スピーカーとは全く別次元の音響性能です。

 

おかげで、BIBLO NW/G90Yと同じくリビングに設置しているミニコンポの出番が無くなってしまったほどですから・・・

 

が、6年の歳月を経てさすがに古さを感じることが増えました。

キーボードのキートップにはテカリが目立ちますし、液晶モニターの数箇所にはドット抜けの暗い点が発生し、USBポートのいくつかは接続機器とのアクセスが途切れがちになったり・・・

 

キートップがテカテカと・・・

 

さらに深刻な問題として、Windows7のセキュリティーアップデートを適用するとビデオ編集用ソフト:VideoStudio X6がクラッシュして起動すらできない状態になる不具合を発症し始めました。

 

いろいろと調べると、特定のWindowsアップデートを無効化することでVideoStudio X6を使い続けることが可能であることが判明しますが、しかし実際にはWindows7アップデートの一部を無効化することが原因で新たなアップデートができなくなるトラブルも併発して、現実的にはWindows7の元ではVideoStudio X6を使い続けることは不可能かと判断・・・

 

そんな時に、VideoStudioシリーズのメーカーであるCorel社から、旧バージョン・VideoStudioユーザー向けに最新版のVideoStudio X9 Ultimateを75%OFFの格安で販売するとのポップアップが出現。

ブルーレイディスクへのオーサリング・プラグインを追加購入しても総額3,800円程でビデオ編集ソフトが最新版にアップグレードできるので、その最新アプリをダウンロード購入したのが7月のこと。

 

VideoStudio X9 ULTIMATE版の起動中画面です。

 

しかし、Core i3 330Mなんて今となっては超ショボいCPUでWindows7-32bitの6年落ちパソコンでは、最新版アプリの動作・レスポンスが遅いばかりで使い勝手があまり良くありません・・・

 

この際だから、最新版アプリをキチンと使いこなしてくれる賢いCPUを積んだパソコンに買い換えようかと思い立ち、主な家電量販店が秋・冬モデルのパソコン発売に向けて春・夏モデルパソコンを値下げセールする9月中旬を狙って、メインパソコンの買い換えをしました。

 

で、吟味に吟味を重ねて購入したのが、モニター一体型23インチパソコンではおそらく最高性能と思われる富士通・ESPRIMO FH77/X(2016年1月モデル)です。

 

富士通・ESPRIMO FH77/X。デスクトップ画面は、在りし日の『ごま塩ドっさん』です。

 

このESPRIMO FH77/XのCPUはCore i7 6700T(2.8GHz)でデスクトップパソコン用に匹敵する高性能なものです。

さらにメインメモリも標準でDDR4規格品を8GB搭載しており、グラフィックボードが積まれていないものの動画編集にも十分使えるスペックを有する希な『超高性能モニター一体型パソコン』です。

 

ビデオ編集の作業中はWindows Media Playerで音楽を聴くことも多いので、音響性能の面でもPionner社と協同開発したというハイレゾ音源再生に対応したスピーカーを搭載している点も、大いに魅力的です。

 

『Sound by Pionner』のロゴ下、メッシュの中にハイレゾ対応スピーカーが設置されています。

デフォルトの音質は『安売りのラジカセ』並みですが、コントロールパネルから『Wave Maxx Audio』を起動して音質調整すると『高級ミニコンポ』の音質に!

 

動画編集だけに特化するなら、モニター分離型のパソコンでCore i7のCPUにPCI Expressの拡張機能でグラフィックボードを追加した方がより高性能な構成になるのでしょうが、稼働時間に占めるグラフィックボードの負荷率や消費電力量を考慮すると、ESPRIMO FH77/Xが最も妥当な選択肢と結論付けた次第です。

 

で、めでたく購入した新しいパソコン:ESPRIMO FH77/Xに、早速VideoStudio X9を載せ替えインストールしてビデオ編集作業と編集データのレンダリングを実行してみました。

 

ESPRIMO FH77/Xでビデオ編集中。サクサクさくさく・・・っと。

 

その作業性の早いこと!!!

旧パソコン:BIBLO NW/G90Yでの動画編集では、トリミングやテロップの挿入などの操作の一つ一つにCPUやメインメモリが反応するのを待つ時間が生じていたのですが、ESPRIMO FH77/Xでは各操作に対する人間の待ち時間はほぼゼロ化されており、マウスをクリックすればすぐ反応する感じで、ビデオ編集がストレスフリーに進みます。

 

さらに、編集データをムービーファイルに変換するレンダリング行程でも桁違いの処理速度を発揮して、10分程度の動画のレンダリングにBIBLO NW/G90Yでは23~25分掛かっていたものがESPRIMO FH77/Xではムービーファイルとほぼ同じ10分程度の所要時間でレンダリングが完了します。

 

ちなみに、我が家ではビデオ編集データをムービーファイルにレンダリングするためにもう1台、セカンドマシンの富士通・LIFEBOOK AH56/E(OS:Windows7 HP & CPU:Core i5 2520M 2.5GHz & メインメモリ:8GB)も使用しているのですが、こちらのパソコンでも10分のムービーファイルのレンダリングには16~18分を所要していますから、ESPRIMO FH77/Xの処理速度の速さがこれまでの未体験ゾーンまで早くなっていることは明らかです。

 

今後は、新たに導入したESPRIMO FH77/Xがメインパソコンとなり、主にビデオ編集作業と編集データのレンダリング~ブルーレイディスクへのオーサリング作業を行うこととなります。

 

一方、これまでメインパソコンだったBIBLO NW/G90Yはサードマシンに格下げとなり、ちょっとしたネット検索やファイルデータの整理とバックアップといったCPU性能を求めない作業と、IEEE1394接続でのHDVカメラ(Canon HV-30)からの動画の取り込みを中心に作業を分担する予定です。

(まだまだ愛着があるので、使い続けます!)

 

ここでセカンドマシン:LIFEBOOK AH56/Eの活用方法について再考してみたのですが、今まで通りにWindows7のセキュリティーアップデートの取捨選択でVideoStudio X6のクラッシュを防止しながら使い続けるか、それともWindows8経由でWindows8.1にアップグレードしてストレスなくVideoStudio X6を使い続けるか。

 

過去2013年10月に、当時のサードマシン:富士通・FMV BIBLO NW/C90DにWindows8 Proをインストールし、そのアップデート機能を利用してWindows8.1にチャレンジしたことがあります(http://ameblo.jp/skyer-7755/entry-11643168209.html)が、この時見事にOSのアップグレードに失敗したので、このパソコンからWindows8自体もアンインストールをしてWindows Vistaに戻していますから、Windows8のライセンスが1台分余っているのです!

 

我が家では3年間沈黙していたOS・・・Windows8です!

 

そんなこんなで、セカンドマシン:LIFEBOOK AH56/EもOSをWindows8.1にアップグレードして、メインパソコン:FH77/XのWindows10とシームレスに使えるよう大改修することにしました。

 

この顛末は、またの機会の紹介しましょうか。