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ED(エディション)に関して

版画のエディション番号にかんして


シルクスクリーンには作家の直筆のサインとエディションナンバー=ED(以下EDと表記)が必ず入る。


少ないもので10以下のものもあるが、現代の作家のものだと300枚~500枚くらいの数があります。


多い作家だと1000枚~2000枚ものエディションが存在している。


これまで話題に多く取り上げてきたヒロヤマガタに関していうと100~500枚が存在する。


ただこの300枚~500枚というのはレギュラーエディションといわれるものでそれ以外にもいくつかの種類が

あるので、今回はそれを紹介したいと思います。



ちなみに  ○○/●●


○は分子

●は分母

です。


●の数だけあるうちの○番という数の事で、決して○番目に刷られたという意味ではない。

また、逆に分母/分子と表記されることもない。


(最近こういう表記のものが多数流通しているので、注意していただければと思います)


まず、レギュラーエディエディションで2種類


①1、2、3・・・といったアラビア数字で表記されるえED

        レギュラーエディションといわれる。


②Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ・・・といったローマ数字で表記されるもの

        ヨーロッパエディション、ローマンエディションといわれる部類



そしてこれ以外の分が保存版といわれるものになり、○○/●●と表記される前の部分に


さまざまな略称のアルファベットが入る。

主に使われている表記を下に紹介します。




③AP=Artist Proof・・・作家保存版

              作家が自分で保存しておくよのもの


④HC=Hors de Commerce・・・商品見本

                  展示する見本のため等)


⑤DeluxeRemarque・・・特装版 

              下部にリマーク(加筆)があるもの


⑥M=Musean・・・美術館用


⑦PP=PrintersProof・・・工房保存版


⑧ PP=Publishers Proof・・・版元保存版


⑨E,EX=Exter・・・特別版、保存版

           商品交換用


⑩SE=Special Exter


⑪J=Japan 日本用エディション



大体これくらいの種類があります。

レギュラー以外の枚数は作家により異なりますが、100~150枚くらいです。


最近、ヒロヤマガタの上記以外のエディションや、一度分母の決まったエディション以外のさらに

レギュラーエディションを追加したりと、管理が行き届いていないところがあります。

分母と分子が反対に記されていたりと素人のようなことが、横行しています。


また、CEと表記のものも多いので、選ばれる際は、そのあたりも注意するとよいでしょう。