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skycafe canser station

2012年冬に甲状腺がんと判明された道産子女子のゆるめな記録。
2014年夏から「絶対に勝たなきゃいけない戦い」に入ります。

病気になったりすると、ココロまでシュンとなって全て申し訳なくなる。
そして「こんな病気になってごめんね」と周りに対して罪悪感を持ってしまい、そういう形で相手と接してしまう。
また、逆に「こういう病気だからね」と開き直って態度が大きくなったまま接してしまう。
どっちの態度もあまりおすすめできない。

病気になって、罪悪感を持ってまで生き続けますか。
仮に治らなくても、諦めて開き直って生き続けますか。



ちなみにこの罪悪感ってかなり曲者で、ココロまで侵食する。
病気じゃなくても、思考として植え付けられる。
痛いと感じても。
吐きそうだと思っても。
めまいしそうだと思っても。
周りの空気を壊したくないから、我慢しようって。

個人的なことをいうと、私はその傾向が強い方だ。
甲状腺がんだと判ったときも、退院してから普通に生活をしても、何事もないように振舞っていた。
空気を壊したくない。
心配させたくない。
悲しませたくない。
それがベストだと思っていた。
可哀想だと思ってほしくなかったから。

退院してから会う人会う人に「よく頑張ったね」と言われるようになった。
どんなにヘラヘラしても「でっかい病気したのに、どうしてそんな風にできるの?」と。
多分、わかる人はわかるかもしれない。ある程度我慢していることに。

本当は痛いんだよ。
キズが疼いて気持ち悪いんだよ。
近くに喫煙者がいるとしんどいんだよ…and so on.

出てきたこたえは、「もう我慢しなくてもいい」「無理に頑張る必要はない」と。
自分が思うがまま、やったほうがいいんじゃないかと。
痛いなら痛い。
しんどいならしんどい。
自分に嘘をついてまで、押し殺してまで、罪悪感を抱えてまで生きるのは正直しんどい。
それなら、自分が感じたことをある程度さらけ出すことも必要じゃないかなって。


我慢しなくてもいい、って。
頑張らなくてもいいよ、と。
誰かのためのいい子ちゃんは廃業です、と。



諸事情で環境が変わることになり。
今後のことを相談するために、病院へ。

皮膚科についてはいったん終了。

耳鼻咽喉科についてはまだ経過観察。
これはヤマイの関係上しかたがないこと。


状態が安定してると「大丈夫だからたいしたことないし」って勝手に判断してしまう。
けど、どうなるかわからないから検診があるわけで。
ただ、病院としてどういうとこかさっぱりわからないので今のところ様子見。
そして6月の定期検査を日程変更へ。

ここに向けてお金を貯めることが当面の課題。

4月に転居という流れになりました。
それに向けて、ということで通っている病院での今後に相談。

私の考えていることは次の通り。

◯皮膚科はドクターの紹介状を出してもらう。

◯耳鼻咽喉科(甲状腺)は半年に1度の定期健診のみなので、札幌に通う。
(多分、1回に付き交通費2万円)


きちんと話を聞いてくれる人、というのが私の中で希望するドクターであって。
皮膚科も耳鼻咽喉科も向き合ってくれる。
どっちのドクターも大好きな人で、出会えてよかったなって。




4月に転居します。
それで今後の話もちょっと変わるかもしれません。


幸い、父の状態が安定していることや。
一緒にいるとヤマアラシのジレンマみたいにお互いにストレスになってしまうということで。
そこから離れる意味もこめて。


距離を置くことで、イロイロ見つめなおす時間も増えると思います。





できないこと、たくさんあります。
逆にできること、それなりに。

もともと自己評価が低いので「できないこと」にフォーカスしてしまいます。
同時に「できること」なんて「そんなのできて当たり前」「みんな出来ること」と認識してしまいます。

これをこじらせると、「私にはできることなんて何もない」と思い込んでしまいます。

だから、「これができないの」ということで言える人は羨ましいし。
同時に「これができるよ」とアピールできる人も羨ましいです。


あなたのできることは何ですか。