事前予告のように入院中の父からメールがあったらしく、その心の準備だけはしていたそうな。
ここんとこの問題である「間質性肺炎」だが、どうもポート埋め込みをした時の部分が悪さをして、血栓が肺に入り込んでるということらしい。
それで、緊急に手術をという流れになった。
ポートの埋め込みをした時、腫瘍が心臓近くだったということで本来ならそこに埋め込むべき部分だったのを鼠径部(そけいぶ)にいれることになった。
しかし、もともとこの部位でのポート埋め込みはリスクが大きいこともあり、案の定それだった。
血栓がポートあたりに付着していたそうな。
そこで本日手術。部分麻酔で1時間で終了。
フツーに食事ができるぐらいだった。
ちなみに、この肺塞栓症というのはこういうもの。
肺動脈に血液の塊(血栓)が詰まる病気のことです。この血栓がどこでできるかというと、9割以上は「脚(あし)」(注参照)の静脈内にできます。
この血栓を「深部静脈血栓症」といいます。それが血液の流れに乗って右心房、右心室を経由して肺動脈まで運ばれてきて、肺塞栓症の原因となります。
ですから、肺塞栓症と深部静脈血栓症は、極めて関係が深い病気で、二つを合わせて「静脈血栓塞栓症」と呼びます。肺塞栓症は急性心筋梗塞と比較しても死亡率が高く、この病気が日本より多いアメリカやヨーロッパでさえ、診断がつかずに死亡する方が多いことが報告されています。
肺塞栓症は、航空機の座席の狭いエコノミークラスで長時間、座ったままといった状況で起こることがあり、エコノミークラス症候群とも呼ばれています。
とにかく、今のところは薬物療法と外科的な手術を並行していくとのこと。
なんとも言えない。
ただ、回復するということを信じるしかないと思っている。






