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skycafe canser station

2012年冬に甲状腺がんと判明された道産子女子のゆるめな記録。
2014年夏から「絶対に勝たなきゃいけない戦い」に入ります。

昨日、自宅にいる母あてに医師から電話があった。
事前予告のように入院中の父からメールがあったらしく、その心の準備だけはしていたそうな。

ここんとこの問題である「間質性肺炎」だが、どうもポート埋め込みをした時の部分が悪さをして、血栓が肺に入り込んでるということらしい。
それで、緊急に手術をという流れになった。

ポートの埋め込みをした時、腫瘍が心臓近くだったということで本来ならそこに埋め込むべき部分だったのを鼠径部(そけいぶ)にいれることになった。
しかし、もともとこの部位でのポート埋め込みはリスクが大きいこともあり、案の定それだった。
血栓がポートあたりに付着していたそうな。

そこで本日手術。部分麻酔で1時間で終了。
フツーに食事ができるぐらいだった。

ちなみに、この肺塞栓症というのはこういうもの。

肺動脈に血液の塊(血栓)が詰まる病気のことです。この血栓がどこでできるかというと、9割以上は「脚(あし)」(注参照)の静脈内にできます。
この血栓を「深部静脈血栓症」といいます。それが血液の流れに乗って右心房、右心室を経由して肺動脈まで運ばれてきて、肺塞栓症の原因となります。

ですから、肺塞栓症と深部静脈血栓症は、極めて関係が深い病気で、二つを合わせて「静脈血栓塞栓症」と呼びます。肺塞栓症は急性心筋梗塞と比較しても死亡率が高く、この病気が日本より多いアメリカやヨーロッパでさえ、診断がつかずに死亡する方が多いことが報告されています。

肺塞栓症は、航空機の座席の狭いエコノミークラスで長時間、座ったままといった状況で起こることがあり、エコノミークラス症候群とも呼ばれています。


とにかく、今のところは薬物療法と外科的な手術を並行していくとのこと。
なんとも言えない。
ただ、回復するということを信じるしかないと思っている。




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俳優の高倉健さんがなくなった。
悪性リンパ腫だったという。

あまりにも突然だった。

プライベートを晒すことなく。
生涯一役者として、しいては昭和という時代の中での大型役者で。
去る時は星のよう。

役者としてのその姿勢は、多くの役者さんにも影響を及ぼしたという。
お疲れ様。
そして、ゆっくり休んでください。

ご冥福をお祈りします。

俳優の高倉健さんが死去 「幸福の黄色いハンカチ」
任侠映画や映画「幸福の黄色いハンカチ」などで知られ、日本映画を代表する俳優の高倉健(たかくら・けん、本名=小田剛一=おだ・ごういち)さんが10日午前3時49分、悪性リンパ腫のため東京都内の病院で死去した。83歳だった。告別式は近親者のみで行った。
高倉さんの事務所によると、次回作の準備中に体調不良で入院、治療を続けていたが、容体が急変したという。
1955年に東映入社、翌年「電光空手打ち」でデビュー。「日本侠客伝」「網走番外地」などの任侠映画シリーズでクールなやくざ役を演じ同社トップ俳優に。「唐獅子牡丹(ぼたん)」でのせりふ「死んでもらいます」は流行語になった。
寡黙なヒーロー役としての評価は年を重ねてさらに磨かれ、76年の東映退社後も「八甲田山」などで好演。テレビコマーシャルでの「不器用ですから」のせりふも有名となった。
99年の「鉄道員(ぽっぽや)」でモントリオール世界映画祭主演男優賞を受賞。ハリウッド映画「ブラック・レイン」や中国映画にも出演した。最後の作品は2012年の「あなたへ」。13年文化勲章。
2014/11/18付 日経
    
あなたへ DVD(2枚組)/高倉健,田中裕子,佐藤浩市
鉄道員(ぽっぽや) [DVD]/高倉健,大竹しのぶ,広末涼子
幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター [Blu-ray]/高倉健,倍賞千恵子,桃井かおり


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なんだかよくわからない展開になっていて。
急にポートを付け替えるということになって。 →「はじまりのポート埋め込み」

グチャグチャになりそうです。

私の事情のことで嫌な思いをするだろうと思うから、という理由で隠すのはどうかと思うんですが。

書きたいことはいっぱいある。
でも、そこまで頭がまわらない。

私自身のことを満たさなきゃ、と思ってもこういう展開になると何も音すら入ってこない。



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ここ数日ほど、父のところには見舞いでいっていません。
私事ですが、9月末で仕事をやめており(契約期間満了)、再就職にむけて…なので。
年令的にも働ける分野が限られており、今後の方向性について考えていたから。

その関係で、家族間とも表面的な良好関係担っているように感じている。
しかし、それは表だけ。裏なんてよくわからない。

父の方は思うように進まず、一応腫瘍の方はなくなったという話ですが問題が肺。
血栓や影が消えない。
血液腫瘍系の医師だけじゃなくて、他の外科や呼吸器系の医者とも関わっていく予定としか。

ただ、今は気がかりなのが母。

彼女の性格上、人に頼らず自分でやらなきゃいけないと思っている部分がある。
そのため、精神的に追い詰められてしまうことも。
私自身は今まで学んできたことより、『人のことより自分のこと』優先であることを理解していることもあるが、彼女はそれどころではない。

いつか潰れるんじゃないか、と思うことのほうがこわい。
「面倒を見るのが私だけ」と思い込みすぎて。

そうなると、『人のことより自分のこと』を優先にしてきたのを私が方向転換した方がいいのだろうか。
いうことをきいて、望むようにして…じゃないと、このままじゃ共倒れになる。

よく、こういう状態のことを『止まない雨はない』なんていうけど、雨というよりトンネル。
光がまだ見えない、トンネルの中。


たまたまネットで見たのですが、11/20からTBS系で「ママとパパが生きる理由」というの が始まるそうです。
これ、もともと「私、乳がん。夫、肺がん。30代で同時にがん宣告を受けた夫婦の闘病記」というブログをドラマにしたという形ですが、正直いってみるか迷っています。
個人的には好きな役者さんです、余程の脚本がひどくない限り期待はできそうなんですが(←ココ大事!)

ち なみに気になったので前述のブログを見てみました。→「私、乳がん。夫、肺がん。30代で同時にがん宣告を受けた夫婦の 闘病記」芽生さん
ここにかいてあった文章で、反応した言葉があった。

確かに最後は亡くなった方がドラマとしては感動的でしめやすいの
かもしれないけれど、私はちょっと抵抗感というか違和感が押し寄せ
てきた。

世の中にはこういう人もいるのかもしれないけれど、そうじゃなくもっと
命を諦めず頑張る人もたくさんいるはず。
その結果、余命宣告なんかぶっとばして元気に長く生きてる人、病気を
完治させてしまう人だっている。

そういう話はどうしてドラマや映画にならないんだろう?

そういう話がノンフィクション、または事実を元にしたフィクションで
作られたら、癌闘病中の人たちにとってどれだけの希望になるだろう。


これは私もすごく感じてたこと。
余命宣告とか関係なく、フツーに生きている人もいるのに。
私自身はそういうのが関係ない甲状腺がんだったけど(もともと10年生存率90%以上ということもあるけど)、今は父親がそれに絡んでいる。幸い、余命宣告はないので分からないが、本人は「自分は運命論者だから」といって受け入れだけはしている。

多分じゃなくても、この人達はきちんと向き合ってたんだと思う。
だから、「子どもたちを残しては…!」と思えたのではないかと。


  

私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。 私は”私の命”をあきらめない/芽生