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skycafe canser station

2012年冬に甲状腺がんと判明された道産子女子のゆるめな記録。
2014年夏から「絶対に勝たなきゃいけない戦い」に入ります。

ツイッターでこんなのを見た。



みんな恐怖心を抱きながら生きている。
先の見えない将来。
恐れだけの期待。
評価。
掘り起こせばたくさん出てくる。それが人間故。

しかし、それを一切感じさせない人もいる。
フツーに接していたらそれほど感じないが、明らかに!という人はどう見ても…

たとえるなら、家族にヤマイもちがいて。
それが人にも言えない場合。
いっちゃえばラクになれるのに、「こんなことを言うと迷惑だから」「心配させたくないから」などといって隠し続ける。

それ故に、強気で言っちゃうんだろうね。

だから、恐怖心をごまかすためにあえて強気で振る舞っちゃう。
苦しいよ、とか言えばラクになれるのに。


1人で頑張る必要なんてもうないんですよ。






北海道がん基金、来月設立 道民・企業の寄付で患者支援(2015/01/28付北海道新聞)
道は2月に「北海道がん対策基金」を設立する。道民や企業・団体から寄付や募金を集め、これを原資に、民間団体が行う患者支援などのがん対策事業に助成する。基金は、限りある道の財政だけでは行き届かないがん対策を補完し、官民一丸で「がんに負けない社会」の実現を目指す。

 基金は、道の要請を受けた公益財団法人北海道対がん協会(札幌、長瀬清会長)が設立し、道と一体でがん対策を進める。2月9、10の両日、札幌で設立記念イベントを開き、基金をスタートさせる予定だ。

 寄付や募金は2月から受け付ける。《1》銀行振り込みなどによる寄付(個人金額自由、企業・団体1口1万円)《2》啓発イベントなどでの募金《3》基金に協賛する企業の商品を道民が購入し、企業が売上額の一部を寄付する「商品募金」―で集める。振込先口座は設立時までに決定し、公表する。

 一方、助成は2015年度から。想定される事業は、患者や家族の相談支援、がん体験者のピアサポーター派遣、正しい知識や療養情報などの提供、がんの子どもの学習支援、がん教育の推進、検診の受診促進など。→web




自治体のレベルでこういう形での基金設立が現実となった。
こういうのが具体的なものですが、基金などが集まる方法としてバナナの売上(川崎フロンターレ式?)や、自動販売機などによって資金を得るという形になるそうな。
この基金を元にがん教育や支援などに使うそうな。

※参考→http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/hodo/kaiken/h26/270128haihu-03.pdf

なにかこういうものに携わっていきたいと思っている。
いまのところできるとしたらなんだろうねえ。





雪まつりにいってきました。
ただ、人混みということで父は連れていけないので。

それに、長時間の歩行が少ししんどいようなので(以下略)

来年は行けるといいなあ。

抗がん剤を使うということは、副作用もあるということ。
その1つとして生殖器の問題。
近年は若い人でも婦人科系などのがんを抱えている人が多いから、抗がん剤を使うということになったら「妊娠の可能性が低くなるのできちんと家庭内で話してほしい」といわれるそうな。

幸い、うちの父親の場合は年令が年令故に(先日、古希の祝いをしました)

そんな時に、こんな記事を読みました。

「浦安市が卵子凍結保存計画 自治体で初」NHKニュース2015/2/5付
女性の晩婚化が進むなか、千葉県浦安市は将来の妊娠と出産に備えて、20歳から35歳ごろまでの女性の卵子を凍結保存しておく取り組みを、順天堂大学病院と共同で行う計画を明らかにしました。
市が少子化対策として、凍結保存にかかる費用や技術者の人件費の一部を補助するということで、専門の学会によりますと、全国初の取り組みだということです。

千葉県浦安市によりますと、対象となるのは市内に住む20歳から35歳ごろまでの女性で、順天堂大学医学部附属浦安病院で卵子を取り出し、凍結保存できるようにする計画です。
凍結保存にかかる費用や、卵子を専門に扱う技術者の人件費の一部を市が補助し、住民の女性は費用の3割程度の負担で、利用できるようにするということです。
女性の卵子は年齢とともに質が低下し、妊娠の可能性が低くなることが知られていて、晩婚化が進むなか、浦安市は少子化対策の一環として、希望する住民の女性に利用してもらえればと話しています。
また、今回の計画では、がんの抗がん剤治療などで精子や卵子が影響を受け、将来、子どもを持てなくなるおそれがある人も対象にするということで、議会で予算案が可決されれば、ことし4月にも取り組みを始めたいとしています。
計画を明らかにした浦安市の松崎秀樹市長は「理想はやはり、出産適齢期に産める社会を作っていくことだが、そうした環境が整うまでの間、大学と行政がタイアップして女性の妊娠と出産をサポートしていきたい」と話しています。
全国の生殖医療に携わる医師らでつくる日本生殖医学会によりますと、自治体がこうした卵子の凍結保存に取り組むのは全国で初めてだということです。


卵子の凍結保存はきいてはいたけど、不妊治療だけではなくがんなどで子どもが欲しくても子宮などの機能がない人に向けても対象になるらしい。
そういえば、先日読んだ記事で若い女性タレントさんが子宮頸がんを克服した、という話があったけど克服した代わりに、子宮の機能を失ったというてたような。
その前にも、若い時のがん治療の影響で子どもが産めなくなるからという理由で卵子の凍結保存した人が、何十年かの時を超えて子どもを産んだという話もあったっけ。


医療が進歩する中、「何かを得るために何かを諦める」ようなことをするのではなく「あれもこれもできる」というような選択肢が増えたら、がん治療するにあたって前向きにできるんじゃないかなって思ったのはいうまでもなく。

病院単位ではなく、自治体が関与しているということだったので、それが増えるといいよなとということで。







1月29日でいったん治療が終わって。
腫瘍という部分は小さくなったとのこと。

その代わり、これまで受けてきた薬の影響は出てきていて、骨にも影響しています。

整形外科のお世話にもなっています。
コルセットもしています(※コルセットは自費です)

そんな状況ですが、生活は今まで通りです。
ただ、できない部分は仕方がないということで家族間でフォローするようにしています。

特に雪国ならではの雪かきは無理なので、屋根の雪を落とすなどしていますが。




ちなみに、ここ数日ほど妹くんが遅い正月休みを利用して帰省していましたが、ごくふつーに過ごしていました。