本人が、家族が何らかのヤマイになるとお金が必要になります。
治療方法でも「保険の範囲で」「保険がきかなくてもいいのでとにかく治療してほしい」という考え方もあって、人それぞれだと思います。
でも今の時代、お金がないと受けたい治療も限られてしまいます。
例え、高額医療費制度や難病指定や特定疾患医療受給などいろいろ充実しても、場合によっては対象外だということもあります。
(このへんは自治体によるので、いったんお住まいの役所の医療助成担当に相談してください)
更に、家族が介護するような環境になってしまうと、『労働問題』も出てきてしまいます。
厚生労働省のデータによると、50~60代の人が介護による離職の割合が高いと言われています。
しかし、中には卒業間際で、進路を決めなきゃいけないという高校生や大学生に向けて「あなたは卒業したら、家で介護をして」というハナシもあるそうです。そういう人は、同年代で介護の話が出来る人がおらず、孤立してしまって自分の希望を考えることができなくなってしまいます。
→参照:NHK『クローズアップ現代』より「介護で閉ざされる若者の未来」2014/6/17放送分
そうなると、お金が必要になってしまいます。
介護もそうです。
年金は免除手続きをしなかったら払わなきゃいけない、請求されてしまいます。
自分の将来に向けた準備もはじめなきゃいけません。
そのためにも、お金というのが必要になります。
幸い、日本の社会保障制度はいろんな部分で問題になっている部分がありますが、海外よりも優れているといえます。
それでもお金というのは必要なのです。
だからこそ、まさかの時のために用意しておかないといけないと思います。
