航空アライアンスに初のくら替え | 航空業界ブログ

航空アライアンスに初のくら替え

エアラインの生き残りを探る動きが続く中、主要航空会社としては初となる航空連合(アライアンス)の脱退・移籍が起きる。米コンチネンタル航空はスカイチームを抜けて、スターアライアンスに加盟し直す。スカイチームとの提携は10月24日の最終定期便運航をもって終わる。ほぼ3陣営に整理された航空連合は、エアライン間の経営統合や提携の新たな枠組みが生まれるに従って、これからも組み替えが続きかねない情勢だ。


 コンチネンタル航空はニューヨーク、ヒューストン、クリーブランド、グアムをハブ空港としている。日本ではグアム行きの便としてなじみが深い。米ユナイテッド航空との間で、航空券の予約や販売、共同運航、マイレージ制度など、幅広い業務での提携に踏み切った。今回の脱退・移籍はこの提携に伴い、ユナイテッド航空が柱となっているスターアライアンスに入るというものだ。


 スターアライアンスへの移行は空白期間なくスムーズに進む見通しで、スカイチーム脱退後すぐにスターアライアンスとの提携業務が始まるとみられている。コンチネンタル航空はマイレージサービス「ワンパス」を運用してきたが、スターアライアンス加盟後は「ワンパス」で貯めたマイルを、スターアライアンスのネットワークで特典と交換できるようになり、マイル活用の機会が広がる。


 世界の航空連合は3陣営に集約されてきた。ユナイテッド航空や独ルフトハンザドイツ航空などが加盟し、最大の21社を擁する「スターアライアンス」、米アメリカン航空、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)などが参加している10社体制の「ワンワールド」、エールフランス-KLM、米デルタ航空などでつくる「スカイチーム」(コンチネンタル航空離脱後は10社)が覇を競っている。


 日本の2大航空会社である日本航空(JAL)はワンワールド、全日本空輸(ANA)はスターアライアンスに名を連ねている。加盟エアライン数で最大のスターアライアンスに、コンチネンタル航空が加わることにより、スターアライアンスのネットワークはさらに盤石になる。加盟の主要エアラインが20を超えているのはスターアライアンスだけだ。



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