北九州―ソウル便20日就航・・・低調な国際線、北九州市PRに懸命 | 航空業界ブログ

北九州―ソウル便20日就航・・・低調な国際線、北九州市PRに懸命

韓国の航空会社「済州航空」が、20日から北九州―ソウル(仁川国際空港)便を就航させる。北九州市は、北九州空港の国際線は運休や減便が続くなど低調なことから、就航を空港利用者増につなげようと「北九州空港利用促進本部」を設置してPR活動に力を入れている。6日には済州航空の客室乗務員らによるPR隊が、小倉北区の読売新聞北九州総本部を訪問した。


 同空港の利用率は、国内線(東京、沖縄)に限ると72・3%(2007年度)だが、国際便(上海、ウラジオストク)の定期路線でみると、06年度は54・1%で、07年度は43・4%と低迷している。


 国際線は現在、就航自体が立ち行かなくなっている。上海便を運航していた中国南方航空(中国)は、07年に増便を突然キャンセル。さらに、中国製冷凍ギョーザ中毒事件などの影響で利用者が減少し、昨年5月から運休している。夏季限定運航のウラジオストク航空(ロシア)も、06年度の11便から07年度は10便、08年度は4便と減便している。今年の運航については未定だ。


 一方、済州航空は昨年7月~今年1月にかけ、国際チャーター便を北九州―仁川間、北九州―済州間で計7往復運航し、利用率はいずれも90%を超える高さだった。北九州市空港企画室の担当者は「済州航空の就航は空港利用者増加につながるチャンス。しっかりPRしていきたい」と意気込む。


 市は全庁で空港利用促進に努めようと、関係部局で空港利用促進本部(本部長・志賀幸弘副市長)を設置。JR小倉駅前の大型屋外画面でCMを放映しているほか、商店街にも大型広告を打ち出した。