日航、不況でパイロット訓練中止 経費削減、機長昇格など一部 | 航空業界ブログ

日航、不況でパイロット訓練中止 経費削減、機長昇格など一部

不況に伴う経費削減策の一環として、日航が今月から3月末までパイロット訓練の一部を中止にしたことが24日、分かった。対象は各定期路線に慣れるため実際の運航便に乗り組む訓練や、機長・副操縦士への昇格訓練、機種移行訓練など。日航は「経営改善のための一時策で、操縦技量維持や安全性にかかわる訓練は続ける。4月にはすべての訓練を再開する」と説明している。

 経費削減を目的にした訓練中止は同社では初めてで、航空関係者によると、国内の大手では例がない。国土交通省は「法的に問題はない」と容認しているが、パイロットたちは「最低限の訓練だけで安全は守れない」「訓練中断があると、再開された時の負担が大きい」と反発。影響で昇格が遅れることへの懸念の声も出ている。

 日航によると、訓練に伴い発生する宿泊費や教官への手当、移動交通費などを抑制することが狙い。訓練中止でいくらコストカットできるかは明らかにしていない。

 技量を維持するための年10時間前後のシミュレーター訓練などは中止せず、自社養成のパイロット訓練生を含む春の新卒採用も例年通りという。



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日本航空は社内向けのコスト抑制策を相次いで打ち出している。パイロット養成教育や客室乗務員の研修を休止したほか、2月からは無給休職制度を再開する。景気低迷の影響で旅客需要が急激に落ち込んでおり、緊急措置で収益悪化に歯止めをかける。

 教育・研修の休止は昨年12月末から3月末までの時限措置として実施する。パイロット関連では実機訓練の一部や地上業務としてのミーティングをやめた。アナウンス研修や貨物運賃研修など緊急性のない「座学」、空港間の人材交換なども休止した。交通費を抑制するため、客室乗務員のミーティングはテレビ会議に切り替える。




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