米航空大手2社、最終赤字拡大 10―12月、金融危機で国際線失速
米航空大手2社が21日発表した2008年10―12月期決算はともに最終赤字が拡大した。好採算だった国際線が金融危機の影響で失速。業界3位ユナイテッド航空の持ち株会社UALは割高なジェット燃料を前倒し購入した後に原油相場が急落し、金融派生商品(デリバティブ)関連の損失を計上した。

業界2位アメリカン航空の親会社AMRの売上高は前年同期比4%減の54億ドル(約4800億円)。減便・人員削減に伴う早期退職金の支払いがかさみ、最終損益は3億4000万ドルの赤字。赤字幅は前年同期の5倍に拡大した。
UALの売上高は10%減の45億ドル。燃料デリバティブで5億4700万ドルの損失を計上し、最終赤字額は13億ドルと前年同期から一気に25倍に膨らんだ。
