全日空、社長に伊東副社長-路線網再構築など急務 | 航空業界ブログ

全日空、社長に伊東副社長-路線網再構築など急務

全日本空輸(ANA)があえてこの時期に社長交代を決めたのは難局を乗り切るため、若い力と新しい風を吹き込むことで経営・組織体制の引き締めを図ることが狙いだ。山元峯生社長は次期社長の伊東信一郎副社長を「労使交渉で信頼を獲得し、大所帯の営業部門を一体にまとめ上げた」と評価。その交渉力や求心力で、目の前の課題解決を強力に推進していくことが期待されている。(2面参照)
 航空業界は08年からさまざまな経営悪化要因が噴出。燃油高が利益を押し下げ、燃油特別付加運賃の高騰が需要減退を招き、国内外の大幅な路線運休・減便を余儀なくされた。さらに昨秋以降の世界同時金融危機は、収益の生命線ともいえる北米・欧州ビジネス需要を前年同期比約20%減と急激に冷え込ませた。
 同社は現在、今年度に掲げた中期経営計画を見直している最中。伊東氏にとって、激変する経済環境の中でいかに我慢と前進を両立できるかが大きな課題となる。




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