今回はジブラルタルを1日で満喫します
朝は9時にお宿を出発。
ホテルはMarketPlaceの近くだったのでメインストーリート(そのままの名前すぎますね 笑)をブラブラ歩きながらケーブルカー乗り場に向かいます。
お店はまだ空いていませんが、今日はバスに乗りたいので、まずは現金を下ろします。
ポンドはポンドでも、ジブラルタルは独自の紙幣を発行しています。ポンド札なのに、見た目が違うなんて不思議な気分です。
メインストリートを歩いていると、、郵便局を発見!
ロイヤルメールっていうのもイギリスと同じ名前。
ポストもかなり似ていますが、ちょっと違いますね。
しばらく歩いていると、こんな建物が。
イギリスっぽいですね。
これが、The Convent(ザ・コンベント)と言われるジブラルタル総督がお住いの建物です。元々は16世紀にたてられた修道院(Convent)が名前の由来となっているとのこと。
ここがジブラルタルの政治の中枢なんですね。
この総督率いるジブラルタル政府、正式名称は HM ジブラルタル政府となります。
HM、皆さんはこれが何を意味するか知っていますか
HMはHer Majestyの頭文字をとっていて、
Majestyは陛下という意味で、このHerはイギリスの女王陛下、エリザベス2世のことを示しています。
イギリスでも政府はHMG (Her Majesty's Government) の~省とというのが、正式名称です。
イギリスで働いていると必ずお世話になるイギリス国税局は HMRC (Her Majesty Custom and Revenue)と言ったりします。
ちなみに、将来王様になってもHerがHis Majestyに代わるだけなので、政府のロゴを変える必要はないんですねー。
偶然?とはいえややこしくなくて、ありがたい話です 笑
歴史的なジブラルタル政府の建物を通り過ぎると、
こんなおしゃれなカフェもありました。
ヨーロッパ全体に言えますが、新旧の融合がとても上手ですよね。
そして、少し上っていくと、
このレトロな消防署!めちゃめちゃいいですねー。
この消防署の向かいがケーブルカー乗り場となります!
しかし、
ケーブルカーは9時半。少し時間を持て余します。
ケーブルカー乗り場前にはツアーのおじさんが。
ツアーやってるよー!これ全部いくよーと地図を見せながら見どころを教えてくれます。観光情報ゲットできちゃいました。
いいねー、今出発するの?と聞くと、人数集まると随時出発だけど、今コロナだからあまり観光客がいなくて、10時過ぎくらいかなーというお言葉。
向かいの植物園もきれいだから、ツアー開始するまでそこで時間つぶしてきたらーと言われましたが、それなら自分で行ってきまーす。とおじさんに別れを告げます。
いつもはどうかわかりませんが、観光地過ぎない方が勧誘が優しくていいですねー。観光情報ゲットできましたし、お勧めのビーチまで教えてもらいました
さて、ケーブルカー乗り場でチケット購入です。
ケーブルカー往復じゃなくて、片道でも乗れますか?と聞くと、大丈夫よと言ってくれました。
ケーブルカーの片道と自然保護区のチケットで28ポンドでした。
(結構高いですねー)
パンフレットと腕に着けるバンドをいただき、ケーブルカーに乗り込みます。
ケーブルカーからの景色はこんな感じ
きれいな眺めですねー。
向こうに見えているのはスペインです。
上に登ってみると、自然公園がすぐ始まります。
先ほどのバンドについていたQRコードをスキャンして入場です。
崖が見えてきましたねー
白い岩肌と、緑のコントラスト、美しいです。
とおもったら、手前にサルがいますねー
(長野県の地獄谷野猿公苑みたい)
恐る恐るサルを両側に見ながら、抜けていきます。
餌付けされているんですねー。
リュックの中に食べ物があると、リュックのチャック開けて取りに来るよ!なんてケーブルカーのおじさんに言われたのでホントにビビっていましたが。サルの皆さんはこちらの食事に夢中でした。
あーよかった。
振り返ってみると、上からサルに見下ろされていました。
少し怖いですが、気を取り直して先に進みます。
崖の縁へ近づいてみます。
怖いけど、キレいですねー。
さらに下を覗いてみます。
穏やかなビーチが見えますねー
(後ほど行きますよー)
そして、お次は
スカイウォークに着きました!
コロナを感じつつ、
階段を上っていきます。
ガラスがどんどん透明に、
そして、下が丸見えのところを歩き始めます。。。汗
下には先ほどのビーチが、
右側は崖がせり立っています!
そして、左側は、、、
何という絶景でしょう~
ちなみに、足元はこんな感じです。。。
名前(スカイウォーク)の通り、ガラス張りで空を歩いているようです。
めちゃめちゃビビりなので、正直怖かったです。
(気持ち、すりガラスっぽくなってます)
そしてガラスゾーンをクリアして、階段を上がると、
おーすごい迫力ですねー!
岩の両側に絶景が広がります。
そして、、さらに前のめりに。
大迫力です!!!
今にも落ちそう。。。
そして、散策を再開。
お猿さんたちが毛づくろいしてます。
絶景で暮らして、餌付けもされて羨ましい限りです。
平和な散策かと思ったら、
急にイギリス軍らしき集団が列をなし向かってきます。
何やら銃も持っています。
顔もカモフラペイントしていて、どうも異様な雰囲気に。。。
恐る恐る横を歩いていると、
リーダーみたいな方が休憩!っと言ったとたん、皆さんが一斉にストップ、座り込みます。
そこからしばらく、数メートルおきに座っている軍人さん?にハロー、ハロー、ニーハオと優しく挨拶していただきました。
訓練の邪魔してすみません。。。
(普通に地図に載ってる道を歩いてたつもりなのですが。。。)
というのも、ジブラルタルロックは岩そのものが大きな要塞。
観光の地図を見ただけでも軽く10か所以上台砲台(battery)があります。
その1つを利用して訓練でもしようとしていたのではないかと勝手に推測しました。
今も昔もジブラルタル海峡は交通の要所、守らなければいけない土地なんですねー。
皆さんとのご挨拶も終え、5分ほど下ると、
セントマイケル洞窟(St Michael's Cave)の看板が見えてきました。
売店を通り抜けて、階段を下っていくと、洞窟の入り口です。
おや、右奥に何やらサルがいる模様。
子連れのお猿さんとわかり、ズームで写真を撮っていると、、、
後ろから何やら気配が、、、
気づいたら、もう一匹の猿が。。。
もしかしたら私のおやつを狙っていたのか、私が子供に危害を加えないか見張っていたのか、、、
真相は定かではありませんが、一瞬ドキッとしました。
中へ入ってみると、、、
おおおおおーーーめちゃ良いですね~
神秘的な雰囲気です。
上を見上げてみると、、
寄りすぎはちょっときもちわるいですね、、、
遠目にとってみると、
うーん、いいですねー。
振り返ってみると、
おお、すごい。
ここでクラシックコンサート開いてほしいですねー!
3Dマッピングに神秘的な音楽、大満足です。
階段を上ると、そこはもう売店の目の前。
なんか、現実に引き戻されます 笑
QRコードをかざして、洞窟を後にします。
そしてしばらく下り道です。
歩いている途中はこんな感じ。
ほんと、どこも絵になりますねー!
そして、
道路からそれて、こんな道へ。
さらに雑草ボーボーのこんなとこを下っていきます。
この道であっていたのでしょうか、、、
開けてきました!
(道はあっていたようです!!!)
そして、次の目的地が見えてきます。
この吊り橋へ向かいます~。
見えてますかねー。
近くまで行くと、、、
意外と迫力ありますねー
橋はこんな感じで、側道もあり、渡っている写真を崖側から撮影することができます。
下をのぞくとこんな感じ、
もちろん吊り橋なので、歩くたびに揺れを感じますよ。。。
無事橋を渡り終え、ここからはしばらく歩きます。
午前中だったので、日陰がちょうどあって良かったです。
気温も高すぎず、気持ちよく歩けました。
(水は是非持って行ってください)
こう見ると平坦ですが、結構急な坂を下って行きます。
(私はその後3日間筋肉痛になりました。 笑)
歩いていると、住宅がちらほら。
そして、
車のナンバープレートにはGBZの文字が。
ジブラルタルのGではなく、Zになるんですね。
ジブラルタルのナンバープレートはスペインでも見たことなかったので、ホントにレアですね。
そして、20分ほど北側の崖にたどり着きました。
Princess Calonile's Battery(プリンセス・キャロライン大砲台)です。
こちらもいい景色ですねー。
そして、ジブラルタルロックの北側といえば、そうです、
空港が見えます!
こちらでも飛行機が飛び立つ姿、見ることができますよ~
下を見てみると、
Moorish Castle(ムーア城)が見えていますねー。
ポルトガルのシントラのムーア城と同じやん!と思いましたが、調べてみるとCastelo dos Mourosなので、スペルが違う模様。
特に関係なさそうです。。。
たまたまカタカナが一緒になっただけですね。
QRコードをかざして入場。
塔の中に入れるんですよー。
こんな感じの螺旋階段を上ると、
屋上も行くことができます。
そして、
こちらからも空港がみえました。
バッチリ離陸風景見れますよー。
左でスタンバイ。
加速して、、、
飛び立って行きましたーーー
もはや観光しているのか、飛行機を見に来ているのか。。。
どっちも満喫できていいですねー。
さて、ジブラルタルロックの観光はここまでです。
あとは階段(Castle Steps)を下って、町に戻ります。
良い雰囲気ですねー。
階段を降りに降りて、もうすぐあのメインストリート。
その手前に、
こんなアートがありました。
後ほど観光案内所に行った時も写真が飾られていたので、有名な人の作品かもと気になって、調べてみると。。。
ジブラルタル政府と民間が一体となって進めているアートプロジェクトの壁画の一つだそうです。
ジブラルタル生まれの画家、Gustavo Bacarisas(グスタヴォ・バカリサス)さんの作品からインスピレーションを受けているのだとか。
因みに、この階段(Castle Steps)は下るのみをお勧めします。
汗だくでムーア城に向かう方々がいましたが、本当に大変そうでした。。。
そして、メインストリートに戻ってきました。
朝とは違い、お店も開いて少しにぎやかになっています。
次の目的地はバスに乗らなければいけないので、
朝に下したジブラルタルポンドのお札を崩します。
暑かったので、売店でアイスを買うことにしました。
スイカバー。
ジブラルタルにもあるんですよー。
(スペインでも過去に見ました)
中身は、
こんな感じ。チョコは上にのっていますが、、、
裏はチョコはついていないんです。。。
それにしても、霜つきりまくりですねーーー。
冷凍庫の管理がなっていませんねー。
海外でこういうことはよくあります。
そして、
無事お金を崩すことができました。
貨幣もジブラルタルで独自に発行している模様。
イギリスポンドとそっくり。
見た目はほぼ一緒なので、数えやすかったです。
そして、バスに乗って無事1日券、2.5ポンドを購入。
実は元々ケーブル乗り場までバスで行こうと思っていたのですが、10ポンド札を出して乗ろうとしたら、おつりないのよ(No Change Given)って言われて一度乗るのを諦めていました。
そしてその時と同じ女性運転手さんのバスに偶然にも乗ることができました。今度はきっちり小銭あるよーというとGood!と言って頂きました。
最近ロンドンにいると、決済はほぼコンタクトレス。お札も小銭も使うことが無いので、現金でピッタリお支払のために小銭を崩すなんて久しぶりです。
時刻表は特にバス停には表記されていませんでした。、ライブで各路線バスの位置を確認できる公式ライブ運転状況が見れるサイトを地元のおねえんさん教えていただき、それを使っていました。わかりやすかったです。
ジブラルタルバスの情報はこちらにまとめました。
・時刻表
・ライブ運転状況(ルートを選択してください)
・路線図(PDF版)
さて、目的地はバス2番の終点、Euro Pointにあります。
こちらがヨーロッパ岬です。
灯台の右側を歩いてみると、
ちょこっとですが、アフリカも見えていますね。
ジブラルタル海峡を独り占めしている気分です。
灯台の左側はというと、
おー、崖がみえますね。
何やらモスクが建っていて、一瞬どこにいるのかわからなくなります。
崖に近づいてみると、
うーん、波の音が気持ちいです
少しここで休憩しましょう!
休憩後はバス2に乗って、町中に戻ります。
そして、そろそろご飯にします!
まずはビールで一杯。
暑かったので、今回はシャンディーにしました。
(日本ではシャンディーガフですが、イギリスはシャンディで通じますよー。ビールをレモネードで割っているのでビールが少し苦手な方にもおすすめです!)
そしてニンニクが効いたこのオリーブ、めちゃめちゃ気に入りました。前菜が来る前にペロッと完食!
そして前菜は、
魚介のカルパッチョ。
サーモンと、マグロと、白身魚でしたね。
お味は、、、解凍しましたか?といった感じ、ちょっと残念です。
そしてメインは、
エビのペペロンチーノ!
エビの出汁が効いてて美味しかったです。
(塩気が少し足りなかったので、少し入れたらちょうど良かったです。麺もアルデンテに近かったと思います。イタリア人が作ってはないと思いますが、なかなかです!)
お腹いっぱいになったので、
コーヒーのみです。
真夏なので、昼過ぎは気温が高くて危険です。
ここでしばらく休憩も兼ねてゆっくりとコーヒーをいただきました。
全部で28ポンドだったかなー。ちょっと高いかも。
正直前菜なくても良かったですね。
ちなみに4 Stagioniというお店でした。
物価と言い、海鮮のセレクションと言い、やっぱりスペインではなくイギリスだなーと実感いたしました。
そして次回はお勧めのビーチ、ベスト3をお届けします。
お楽しみに
閲覧ありがとうございました。