皆さんこんにちは(こんばんは)。
2014年の営業も1週間が経ちました。お陰様で、今年に入ってからも沢山の皆様にご来院頂き、しっかり仕事が出来、幸先の良いスタートになりました。ありがとうございます。

さて、私事ですが昨年2013年12月22日に実父が71歳で他界しました。皆様には、年末のご予約を変更して頂いたり、励まし、お気遣い頂いたり、また闘病中も、色々な方面から病気の情報を頂いたりと本当に感謝しております。僕が安心してお父さんを送り出す事が出来たのも皆様のおかげと思っております。ありがとうございました。

大腸癌を患い余命2年半程度と言われていたのですが、昨年の9月頃(患ってから約3年)までは、本当に病気か!?ってくらい元気でしたが、亡くなる約3か月間は入退院を繰り返しほとんど食事もできず、天国に呼ばれてしまいました。

あくまでもこれは僕個人としても考えですが、“余命宣告”というのは辛いものだとは思いますが、ありがたいものだとも感じました。もちろん、僕は宣告されたことが無いので、残された者にとってはということです。

僕はお父さんが病気になってから、2週間に一回、入院した時は殆ど毎週実家に帰省しました。お父さんに会うために。
この約3年間は一緒に暮らしていた18年間(僕が東京に来るまで)より、大人になったっていうのもありますが、よりお父さんと深い関わりが出来たと思っています。
それは、お父さんと関われる時間をある程度認識していたから。
お父さんは自分の命の炎がいつ消えるかわかっていたのかどうかは分かりませんが、病気を患っている事実と向き合いながら、沢山色々なことをしゃべってくれました。自暴自棄になっていた時期もありましたが。
お父さんが食べれなくなり痩せて、うまく喋れなくなって、自分自身で寝返りも出来なくなって・・・でも、変わっていく様を受け入れられたのも、この3年間があったからこそだと思っています。

最期は一時間ほど間に合わず、看取れなかったですが、まだ、温もりが残っているその体は、その顔は、良くも悪くも変わりなく月並みですが眠っているようでした。

『人の命はあっけない』と言いますが、お父さんは言い方が悪いかもしれませんが、『しぶとかった』です。あんなに痩せて、動けないのに、良く頑張りました。生きました。

お父さんの『最期の言葉』みたいなものは無かったですが、あの『しぶとさ』は、希望、勇気、元気・・・どんなポジティブな言葉よりもかけがえのないものになりました。まさに身をもって最後の最後にお父さんが教えてくれました。


お父さんへ
あなたが愛したお母さんは、兄を中心に僕たち子供、孫がしっかり支え、守りますので、ご心配なさらずに。

では、また逢う日まで(^-^)/