国立病院はコメディカルの人件費が異常に高い。40年いて退職金3000万円位と看護婦さんが言っていた。60歳の院長が年収1800万円、看護師長で1500万円だったような。職員の給料は全部公務員体系に準ずるので、人件費だけで80%になるから経営的に無理だと思います。個人病院の人件費は3割なので、医師以外の職員がどれだけ地域医療に貢献できるかどうかだと思います。医師の絶対数は少ないので負荷をかけると逃げるし、自殺します。看護婦さんも負荷かかると病院を辞めるけれど、自殺した話は聞かないのは、看護婦さんはメンタルに異常をきたす前に辞めるんでしょうね。医者の不養生というよりもそこまで負荷をみんながかけているという事をわからないと。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15481.html
「独立行政法人国立病院機構(矢崎義雄理事長)は、国立病院機構南横浜病院(300床)を2008年度中に廃止することを決めた。8日開かれた厚労省独立行政法人評価委員会国立病院部会に報告し、了承された。全国の国立病院・診療所が04年に病院機構に移行後、赤字経営を理由に廃止されるのは初めて。
同院の経常収支は、04年度3億7400万円、05年度4億5200万円、06年度6億6400万円のそれぞれ赤字と、状況が極めて悪化。今後相当の経営改善を行うとしても収支改善の見通しが立たず、22億6500万円(06年度借入金残高)に上る債務返済もできない状況となっている。今年3月に、病床規模や人員配置などを見直す経営改善計画(再生プラン)を策定したが、病院機構は「達成不能」と判断し、今年度中をもって廃止を選択した。」(記事提供:医療タイムス)