JDSound OVO をPCスピーカーに導入 | Fairy Sounds

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 GREEN FUNDINGに、興味を惹かれるプロジェクトが出展されていたので、支援(購入)してみました。

 

 OVOという名前の、主にPCやスマホなどのUSB端子にデジタル接続して使用する、バー型のステレオ・スピーカーです。

 

 USB接続するだけで、ドライバーは自動的にインストールされます。これだけでPCスピーカーとして使用できます。

 また、3Pステレオミニプラグでアナログ接続することもできます。(USB電源が必要)

 オプションで「OVO光コンバータ」(2019年9月現在、お求めはこちら)を購入すれば、S/PDIF出力端子に接続することも可能です。

 ちなみに私は、電磁波が嫌いなので、ケーブル接続であることは問題にしていません。むしろ、音声出力に遅延が無いことが、動画再生には向いています。

 

OVO

 詳細な仕様は下記のリンク先でご覧ください。

JDSound OVO

 

 

 

 

 

 別売り(モデルによっては標準添付)の専用ケースが良くできていて、携帯用としても便利に使用できます。

 ただし防磁型ではないので注意してください。

 

 注目すべき特徴は、中音域が非常にリアルに聞こえるという点にあります。さすがはデジタル接続、という印象です。

 音質は、標準設定では中低域に重心を置いた、かまぼこ型の特性です。パッシブラジエーター装備で、低域は150Hz付近まで出ています。

 ただし高音域は、もうひとつ伸びが欲しい気がします。ハイレゾ対応という特長を生かすためにも。

 イコライザーを内蔵しているので、好みの特性に調整可能ですが、操作がやや面倒です。
 

 なので、音楽用としても使用できますが、むしろ映画やTVの視聴に使用すると、セリフなどの音声がくっきりと聞き取れます。手元に置けば、DVDの鑑賞に最適なスピーカーといえるでしょう。

 ヘッドホンでの聴取と比べて、また異なった楽しみ方ができます。

 

 個人的には購入して後悔はしていませんが、もう少し低価格であれば、かなりお勧めできる商品だと思いました。


(2019-04-23)

 

 使用してみての、TIPSをひとつ。

 OVO本体を裏返すと、シャーシの裏側に固定ネジが2つあります。

 これの締め方を調節すると、出音の雰囲気が変わります。デフォルトでは、やや緩めなので、締めると音色もタイトになります。不要振動が抑えられて、より音楽再生向きになるでしょう。

 ただし締め付けすぎると、シャーシを破損する危険あり。繊細に調節してください。そこを注意して自己責任にて行ってくださいね。

 

 最近(2019-06)、ファームウェアがアップデートされて、「東雲めぐコラボ」モデルなるものも発売されました。

 このモデル限定の機能が搭載されていて、価格は据え置き。静かなブームになっているようです。

 まあ、ステッカーとか、ベイビーピンクの本体色とか。女子高校生は無敵です。


 

 あと(2019-09)、OVO販売累計台数が2万台を超えると、ファームウェアのアップデートで新機能が追加される、という情報があります。(詳細未定)


 JDSound日本事業所と関連サイトは2020年1月に閉鎖されました。OVO関連商品のサポートは終了していますので、ご注意ください。

 OVO Firmware Download

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