梅雨の曇り空のように憂鬱な気分になる、痛ましい事件がまた…。
すでに全国ニュースになりましたが、広島市内で、地域のトップ企業であるマツダの工場敷地内で起きた暴走死傷事件です。
秋葉原の事件を模倣した犯行とも受け取れる、犯人の発言がありましたが、広島市にも東京並みに、都市化による暗部が生じているというべきなのでしょうか。
優しい子、物静か…マツダ暴走事件の容疑者に周囲驚き (asahi.com)
おとなしい印象…凶行に驚き (中国新聞)
これらの記事を読んでみても、周囲から見て当然と思えるような、犯人の男性が犯行に至った明らかな動機が見えてきません。マツダに恨みがあったというのは、4月に2週間だけの勤務ということからも、表層的な理由付けに過ぎないでしょう。
私見ですが、1992年に派遣社員に転じて、それ以降に経験したことの全てが、犯人である中年男性の暗黙の心理過程として影響しているような気がします。
本来なら社会的常識を身につけて、通常の社会活動を行っているはずの年齢ですよね、この人は…。
空白の10年と呼ばれた暗い日本社会の状況が、今になって表面化したのかもしれません。10年たてば、人格が大きく変わるということは、あり得ることです。
いずれにしても、このようなことが起こった真の理由が、はっきりしないということには、不安な気持ちにさせられます。
ぜひ、そのあたりのことも含めてよく調べていただきたいです。
私がもし聖職者であったとしたら、きっとこう言うでしょう、「あなたには愛が足りなかったのだ」と。
Billie Holiday " You Don't Know What Love Is " (1958)
music by Gene De Paul (1942).
(2010-06-23 08:55:48)