現実社会に起きていることを、注意深く、冷静に観察できる人であれば、経験として気づくことが出来るのでしょうが、いわゆる「暴力的ゲーム」はほとんどの場合、多くの子供たちには無害である、という研究結果が報告されています。
暴力的ビデオゲームはほとんどの子供には無害 (ITmedia)
それによると、こうしたゲームによって攻撃性や敵意などのマイナス行動を増幅させるのは、「感情的で情緒不安定」、「他者への無関心」、「ルール規範を無視する」などの性格特性を、もともと抱えている一部の子供の場合に限定されており、それらの性格傾向との関連において問題を引き起こすのだと結論しています。
大多数の普通の子供にとってはむしろ、逆のプラス効果のほうが認められるとされています。
さらに、こうした研究成果は、暴力的なゲームの問題に限らず、性表現を扱った作品に対しても、同様に適用できるのではないかと推測できます。
現在、一部の例をよりどころに、単純な法規制で、社会全体に法律の網をかけることばかりに、熱心な方たちがいますけど…。
そういう方とは、自分の望まない表現を社会全体から遠ざけたいと考える自己中心的な人物であるか、自分がこれほどまで子供たちのために社会貢献していると誇示することで自己満足したい人のように、その熱意は分るものの、現実や社会を正しく見通す、見識を欠いているのではないでしょうか。
規制すべきはあくまでも、現実の不当な行為そのものであって、その表現ではないはずです。
ゲーム作品も創作物であって、様々な表現形式の一つであり、歴史が教えてくれるように、長期的な悪影響を考慮すれば、表現の自由を制限するような、そうした態度には慎重になるべきだと思います。
You are my only shining star
(2010-06-19 09:59:08)