一般的なトロンボーン奏者なら、どちらかというと、アンサンブルの得意な方が多いと思います。
特に吹奏楽やクラシック系の音楽経験を経た方で、アンサンブルが出来ない方は少ないでしょう。
しかし中には、例えばジャズやファンクなど、小編成バンド演奏のみを経験してきたトロンボーン奏者もいます。
少数派でしょうが、ソロを吹くときには非常によいパフォーマンスができるのに、ほかの楽器などとのアンサンブルが、それほど得意でない人がいるのです。そういう方の場合は、バンドの人数が増えるほど、不満足な結果になってしまいます。
Ilja Reijngoud は現代のオランダを代表するトロンボーン奏者の一人だと思いますが、彼の演奏を聴いていると、後者のタイプに近いのではないかと思います。
メトロポール・オーケストラでも演奏していたことがありますので、決してアンサンブルが出来ないということではないのでしょうけど…。
彼の演奏はとても器用で、独特のセンスのあるソロ・パフォーマンスを聞かせてくれますが、それはこのような小編成コンボの場合に、もっとも発揮されているように思います。
Ilja Reijngoud Quartet " Original Blonde "
Live in Amsterdam.
Ilja Reijngoud (trombone), Martijn van Iterson (guitar), Marcel Serierse (drums), Marius Beets (bass).
(2010-06-03 07:53:50)