冬の冷たい夜空に青白く輝く月さえも、ロマンティックに感じられることがあるかもしれない、という時季になってきましたね。
「 Fly me to the moon 」 は1954年に Bart Howard が作曲したジャズのスタンダードナンバーです。これまでに非常に多くの歌手にカバーされていて、多彩な演奏バリエーションがあります。
もとは3拍子の曲だったのですが、1960年代以降、4拍子のスウィングやボサノバで演奏されることが多くなりました。この頃、あのアストラッド・ジルベルトがボサノバで歌っていたバージョンが、特に印象に残っています。
でもやはり、この曲がリバイバルしたのは、あの「新世紀エヴァンゲリオン」(1995)のエンディングテーマとなったことでしょう。レイが培養液の青い水の中で浮遊しているイメージに、この曲を重ねていたのは秀逸な構成だったと思います。
しかも毎回アレンジが異なっていて、出演した声優さんたちが歌うバージョンでの、声色の美しさには感動しました。
この曲は明るく歌われることも多いようなのですが、エヴァを経験した後では、やはりあのどこか哀しい雰囲気も感じてしまいます。
今回は 小野リサ さんがボサノバで、ロマンティックに歌っているバージョンをご紹介しましょう。
小野リサ 「 Fly me to the moon 」
(2009-12-21 17:37:32)