本当に久しぶりに映画を観てきました。  「フィクサー」とはアメリカの法律業界でのスラングで 難事件の『裏工作』や『もみ消し』を専門にして裏で働く影の仕事人。けっして誇りを持って出来る仕事とは言えそうにありません。


嘗ては、地方の検事補を勤め現在はニューヨーク大手の法律事務所に席を置く ジョージ・クルーニー演じるマイケル・クライトンは一度も法廷で活躍することの叶わない弁護士。


私生活でも離婚後の養育費に追われ、サイドビジネスとして始めたレストランは潰れてしまい大きな借金も背負い込み 八方塞がりな中年男。


同僚の弁護士が担当していたのは、巨額の薬害訴訟を興された被告側の巨大な農薬会社。しかしその同僚弁護士はその企業のあまりの悪辣さに絶えかね精神を壊れ暴露を企てる。 暴走を始める同僚弁護士の事後処理に乗り出した マイケル・クライトンだが・・・


後は興味がある方はぜひ劇場で。


この映画の原題は「マイケル・クライトン」 『フィクサー』と言う裏家業の弁護士をクローズアップしながらも、妥協と惰性で生きてきた八方塞がりな主人公マイケル・クライトンが普通の人として目覚めて行く過程を描いていた様に思います。




映画鑑賞は本当に久しぶりでした。

次に観たいのは『最高の人生の見つけ方』  5月10日より公開。 モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンの共演だなんて珍しいし面白そうラブラブ!


映画好きの私たち 普段毎月1日の映画の日や水曜日のレディスデイには仕事の都合で行けません。しかし夫婦でどちらかが50歳以上であれば一人1000円で観られると言う恩恵を被っています。 最近マダムは事情があってずっと映画館へは行けずにいましたが、シェフはいろいろ一人で観てました。 1000円でニコニコ なぜかはてなマーク

60歳を過ぎたから。 毎回身分証明は面倒でしょう・・・と映画館では「シニアカード」なる物を発行してくれました。 初めて貰って来た日は嬉しいような嬉しくないような 複雑な心境であったようです。