ＡＮＡ（新卒）ＷＥＢ面接について

台風１号が発生しているようで、金曜日にかけて雨の影響がありそうです。

この時期は採用試験も多いので、受験者の皆さまは、

天候予報をチェックしていっしゃるかと思いますが、

交通手段や移動時間などを含めて準備をされてくださいね。

（台風よ、どうか受験日は外してくだされ！！）

本日は、ANAの２０２４年度の一次面接について、

過去試験を振り返って考察してみます。

前回のWEB面接では、

１枠に30名ほどが参加しており、

まずは、試験の流れや注意点を客室乗務員の方が伝達をし、

その後に、

1グループ5名に別れての面接だったようです。

面接官は２名、

昨年度の内定者からは、

『面接官の方々はとてもお優しく、”緊張しているだろうけど私たちが良さを引き出すように努めてまいります”　と言っていただけて、リラックして挑めました。』

といったレポートが多かったですね。

（JALの試験でも、現役CAの方からの激励があったので、嬉しかったです！といったコメントもありますので、特に大手２社の新卒試験では、受験生への気遣いを忘れずに、かつ、現役目線でもチェックされていますね。→これはちょっと意地悪な言い方ですが、応援ばかりではないはずです。ハイ）

（基本は）エントリーシートを見ながらの質問されていましたが、

個々のバックグラウンドに関する質問と全体共通の質問とあったようです。

”特技”や”最近ハマっていること”などは定番の質問のようです。

個人の興味や関心あることを知ることで

その方の個性や価値観を垣間見ることができますので、

ざっくりではありますが、人物像を掴めますからね。

アルバイト

留学経験

クラブ活動

短所・長所

などは、すでに自己分析をされて話を纏めているかと思いますが

作成したものを”読む”のではなく”会話を通して伝える”

ことを意識してくださいね。

時折、ものすご～く賢い言い方される方がいますが、

相手が理解できない内容は、そのスマートさが逆効果となります。

誰が聞いても分かる内容であることはまずのポイントですね。

また、逆に的を得てない回答も、”理解度と理論性に欠けるのかな？”と

思われていまいます。

周りの友人や家族に質問をしてもらい、

『理解できる内容で、筋道が通った回答なのか？』

と客観チェックしてもらうのも

面接準備としてできることかなと思います。

また、声・スピード・表情は

携帯などで録画してレビューをしてみるのも、

改善点の発見ができて良いかもしれませんよ。

あと、

人物像を深堀するにあたっては、以下の質問も定番になります。

チームで成し遂げた経験

チーム内での役割

コミュニケーションの際に大切にしていること

人生での困難や挫折

まあ、クルーの仕事は、チームワークで成り立っていますので、

チームや人との関わりに関する事柄は必ずと言ってよいほど受ける質問です。

また、ここは端的に具体例を示して回答する場面でもありますので、

今一度、”具体的な行動”　”その結果”　”学び”

をしっかり伝えらるように、声に出して練習しておきましょう。

ちなみに、古巣エミレーツでは、”個々の役割=Rolesをしっかり果たしてから、必要なエリアや仲間の手伝いをする”ということを伝えてきましたし、そのようにインストラクションを受けてきました。ここの部分は、日本では当たり前の価値観ですので、エミレーツでの質問に関する答えと、日系エアラインで求める答えはスタート時点で違うな～と感じますね。

『挫折の質問』も王道です！

（”楽天的な性格なので挫折とは思わず乗り越えてきた”なんて方もいっしゃるかと思いますが、そこでじゃないですからね、ここで聞きたいのは！）

”乗り越える”　このマインドと行動が大切ですね。

そして、ここも具体例が必要な質問です。

また、

体力維持のため日頃から取り組んでること

なども、体力がないと仕事にならない職業もありますので基本質問です。