音から始まった朝

 

 

今日の私のお仕事は折り込み。

 

彼のシフトは朝刊。

 

暑くなるとーこエリア。

「朝行くよ」

というのは昨日のうちに聞いていた。

 

8時前後に来るパターンだけど……

 

ガラン…ガランガラン……ガラガラガラン

 

今日は資源ごみ回収の日。

この音は缶や瓶をコンテナに入れている音。

『何時だろ?』

時計を見ると5時半を少し回ったところ。

 

……え、こんな早くから出してるの。

勘弁してよ。

 

音が聞こえなくなって……うとうと。。。。

 

ガラン…ガラガラ……ガランガラン

 

時計を見ると5時55分。

……まだ6時前じゃない。

勘弁してよ。

 

これね。

一応、7時~8時の間に出してねってことになってる。

そうは言っても平日だから、その時間帯は出勤してるって人もいるだろうから、仕方ないとは思ってる。

思ってはいるけれど、それならできるだけ音を出さないように、っていう気遣いは欲しいなって思うわけです。

 

もう眠れない。

 

6時から目は冴えわたってる。

ポケモンスリープはまだ鳴らないから、スマホには触りたくない。

となると、「本を読もう」

 

ってことで、朝から読書タイムを設けてしまいました。

 

 

 

朝ご飯の準備をして、洗濯物を干し終えて……8時10分。

まだ彼は来ない。

お鍋に火を入れてお味噌汁を作り始める。

……

………

8時33分、まだ来ない。

さすがに、このタイミングで食べておかないと、私が遅刻する。

 

台所に移動して、今朝食べるつもりだったパンを出そうとしたところで……玄関から音。

 

「おかえり~、お疲れ様。終わるの遅くなっちゃったの?」

 

「いや、5時半にタイムカード切った」

 

これね。

前にもあったパターン(笑)。

自宅に入る前に車の中で眠ってしまった、というアレです。

 

8時10分の時点では『ちょっと遅れてるんだな』って思った。

8時30分の時点で『寝てるな』って思った。(笑)

 

 

今日の折り込み仕事の量が多いというのは、彼情報。

作業台を占めている範囲を考えると……ギリギリ1回戦に押し込めるかどうかってところかな。

 

彼が起きる時間は14時3分。

万が一、それまでに帰って来れなかったら……

あれやこれや、彼が簡単に食べられそうなものの場所を教えておく。

 

 

 

 

最後の見学さん

 

 

出勤してみると、予想通り。

3つ組み合わせての1回戦に押し込んだ。

手入れ作業は発生しなかったけど、広告の入れ替え作業があるから、その分手間と時間はかかる。

(そうはいっても、13時20分までには終わるよね)←と思ってた

 

昨日までお休みだった同僚に、昨日までの見学と面接のことを伝える。

今日の見学、最初は2人の予定だった。

1人は75歳、もう1人は34歳。

受付をした事務さんが電話で仕事内容を説明して、「体力のいるお仕事です」って伝えてくれたのだけど、「体力はあります」って引き下がらなかったそうで。

「見学してもらって、自分で納得してもらわないとダメみたい」

けれど、朝のうちに75歳の人から、「やっぱり、みなさんに迷惑をかけてもいけないので辞退します」と連絡があったそうです。

 

10時半。

34歳の見学の方が来た。

事務さんに声をかけて、私たちが作業しているところを見せつつ(広告出しの作業)、梱包を解く前の広告の束を持ってもらう。

それを少し離れたところから見ていた私。

持ったときに安定感があって、『おや?』と思う。

『あのチラシって重い種類なんだけど』

事務さんが一通り説明し終えて、私に引き継ぐように事務室へ戻る。

 

見た目は金髪でいくつもピアスが開いてて、ニコリともしない。

立ち尽くしてる。

(ちょっと浮きそうかな)

 

私がしていた作業が終わったところで、声をかける。

ちょうど機械のテストが始まろうとしているところ。

それの説明をしてから……

おもむろに……

直球で訊く。(笑)

 

「ごめんなさい。失礼だけど結婚されてる?」

 

答えはシングルマザー。

これで、ポイントは上昇。

 

「お子さんの年齢は?」

 

答えは2人とも小学生。

 

「学童とかに入れてるんですか?」

 

学童に入れてなくて、2人でお留守番をさせてる、と。

 

「紙の仕事は重いけど体力的に大丈夫かしら?」

 

なんと、前職は介護だったそう。

紙よりも人のほうが重いから、だからさっき力の入れ方が安定してたのね。

さらなるポイント加算。

昨日の方と一緒で、子供たちが帰ってくる時間までにあがれれば大丈夫、とのこと。

 

そこで仕事終わりの時間を説明。

 

「今日の仕事量だと13時過ぎるくらいまでかかるけど、この間の水曜日は12時に終わったし、一番早い時で11時10分なんてこともあって、毎月のお給料が安定してないんだけど大丈夫かしら?」

 

これはたぶん、実際に働き始めないと分からないことだとは思うけれど、一応納得したようで。

 

「週何日くらい入れそうですか?」

 

3日か4日ということだから、それならWワークも可能だよね。

現在は無職ということだけど。

で、Wワークのことにも話を振ってみた。

 

そうしたら、また介護に戻ろうかなと考えたりした、というので、もしかして……繋ぎ?

突っ込んで聞いてみたら、それは私の早合点。

ここで採用されたら、他は探さない、と明言。

 

「じゃあ、長く勤めてもらえそうかな?」

 

「はい」

 

シフト表のところへ連れて行って、シフトの説明。

絶対ダメな曜日はないし、土曜日も夕方くらいまでなら大丈夫という。

 

これなら……私は推したい。

 

「どうします?面接に進んでもらっても良いですか?」

 

「はい、お願いします」

 

ということで、事務室へ声をかける。

 

「面接に進めてもらって良いですか?」

2階から所長を呼んで、面接の日程を調整。

 

「明日の11時から面接ということで」

 

見送ったところで、事務室へ呼ばれた。

もちろん、私も話したいことがたくさんある。

 

所長が第一声「どう?」

 

「この人も良いです。甲乙つけがたいです」

 

事務さん2人も所長も、見た目で取っつきにくく感じる印象を持ったらしくて。

「話すの?笑うの?馴染めるの?」という感じで(笑)。

 

「それはたぶん、緊張してたからだと思いますよ」

 

前職が介護だったこと、シングルマザーだということ、お子さんの年齢、週3日か4日希望ということ、曜日の縛りがないということ。

そして、長く勤めたいと言ってくれたこと。

これは大きい。

ゆえに、選べない。

 

そこで、所長が普段ならあり得ないことを口にした。

「2人とも欲しいところだよね」

 

「2人入れちゃいますか?」

 

「いや、2人だとこっち(経営)がマズイ」

 

いやいや、この機会を逃してはいけない。

説得しなければ。

 

「所長、月~水は3人、木金は4人、ポスティング有りの土曜は5人、無しの土曜は4人っていう出勤シフトでやってて、それは変えないから、2人ともってわけにいきませんか?」

 

時給で働いている私たち折り込み。

基本給は無いから、出勤しなければお給料は発生しない。

で、腹をくくってもらいました。

とりあえずは明日の面接如何で、ですが。

どちらも採用ということになると思う。

 

「明日、休みなんだっけ?」

 

「はい。あ~私も居たほうがいいですよね」

 

「ぜひお願いします」

 

ということで、久しぶりにもぎ取ったお休みですが、面接に同席することになりました。

 

 

これを彼に言うと。

「せっかくの休みなのに。誰か他の人にやってもらえばいいのに」

 

「うん…だけど他の人だと……」

 

「うん、わかるよ。他の人だと……」

なんて言ったんだっけ、頼りないとか、なんかそういう感じの言葉。

 

自分で言うのも何だけど、それは私も自覚有り。

 

 

1月から入ってる新人さんの見学も面接も、私が休みの日だったから、他の人が代わりに同席したんです。

面接の翌日に「どんな人?」って聞いたわけですよ。

「どんな感じの人?」

「よくわからない」

「結婚してるの?」

「わからない」

「子供はいるの?」

「わからない」

「どのくらいシフトに入れるって?」

「わからない」

 

みんなして「なんで聞かなかったの?」と総ツッコミ(笑)。

「聞けないよ~」

 

 

採用することになる2人。

見学の短時間で仕事内容の説明だけじゃなく、こっちに必要な情報を聞き出したわけですが。

それを同僚たちに言うと……

 

「それ、聞いたの?」

「うん、聞いたよ」

「よく聞けたね」

 

いや、だって。

みんなの生活環境に無理がないようにカバーし合いながら仕事をするのだから。

これって、シフトを組むうえで必要な情報じゃない?

 

 

 

 

明日の面接同席を引き受けたのも、「いろんなことを話した人」が同席してたほうがリラックスもするし、安心できるだろうから。

 

 

 

彼と一緒に月見バーガー

 

 

 

そんな話をしつつ……

予想していた13時20分が無情にも過ぎていく。

機械はまだ終わらない。

結局、終わったのは14時少し。

 

事務室へ「お先に失礼します」と同僚が声をかけると、所長から「お隣でラーメン食べる?」。

 

「帰ります!」(私)

 

「返事早いよ(笑)」(所長)

 

デジャブ(笑)←水曜日

 

 

さっさと帰らないと、彼が出勤しちゃう。

ダカダカ歩いて……14時25分に帰宅。

 

「ただいま~」

 

あれ?食べてない?

 

月見バーガーが発売になっているのを知って、マックにしようと思ったんですって。

 

「月見バーガー……良いな」

 

「とーこも食べる?」

 

「うん、食べる♪」

 

 

ってことで、15時に間に合うように出勤して、用事を済ませてから、買って来てくれることになりました。

 

その間に、私はお風呂に入っちゃおう。(汗だく)

今日はすごく暑くて。

最高気温15時9分に33.5度だったけど、私がてくてくしてた時間帯も33.2度とかあったっぽい。

 

彼が買って来てくれた月見バーガーは美味しくて。

何年ぶりだろう。(マック自体)

久しぶりに食べたポテトも美味しくて。

 

16時過ぎにお腹いっぱいになっちゃったから……

 

「晩ご飯食べられない」

 

 

で、今。(23時10分)

 

……小腹空いてきた。

 

 

 

 

ウッドランドウォーデンズ

 

 

明日は?と訊いたら

 

休息して充電しな

 

ですって。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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